紹介 サイバーセキュリティ法 第2版 八雲法律事務所
こんにちは、丸山満彦です。
サイバーセキュリティ法務に特化している八雲法律事務所より、本日「実務解説 サイバーセキュリティ法」の第2版が中央経済社から出版されます。(現在Amazonでは予約注文という形になっていますが...)
著者の一人(おそらく中心人物(^^))である、山岡弁護士より献本していただきましたので、先んじて読みましたが、大変参考になる本(献本を受けたからではなく)だと思いますので、企業法務、サイバーセキュリティ関係の方は、一読した上で手元に置いておかれると、平時、有事においても参考になると思います。
内容としては、法律の解説ではなく、さまざまな事案を想定した対応時の法律面での考慮事項というのが中心となっています。なので、まさに現場で即、役に立つというものだと思います。(なので、一読した上で手元に置いておくことが重要)
第2版となっていますが、第1版をお持ちのかたも買った方が良いと思います。更新されている部分があるだけでなく、
- クラウドのサイバーリスク
- サイバーリスクのデューデリジェンス
- 海外インシデント対応
- サイバー保険
など、実務上重要な内容も加筆されていますので...
サイバーセキュリティというのが、まだまだ個別に取り上げられる状況ですが、これからは例えばあらゆる法律実務書にサイバーセキュリティに関連する内容が組み込まれていくのようにならないといけないように思います。
● 中央経済社
● Amazon
・2025.10.12 実務解説 サイバーセキュリティ法〈第2版〉
Kidle版はいまのところないですが、第1版があるので、いずれでるかなぁ???
目次...
第1章 サイバーインシデントレスポンスの全体像
第1 サイバーインシデントレスポンスの概要
第2 各フェーズごとの留意点
第2章 当事者関係別サイバーセキュリティ紛争
第1 個人消費者との関係
第2 取締役のサイバーセキュリティに関する責任
第3 取引先との関係
第4 ITベンダーとの関係
第5 クラウドサービスがサイバー攻撃を受けた場合の法律関係
第6 従業員のログ管理とプライバシーとの関係
第3章 サイバーリスク・デューデリジェンス
第1 はじめに
第2 デューデリジェンス(Due Diligence)
第3 サイバーリスク・デューデリジェンスの重要性を示す実例
第4 サイバーリスクDDの実務上の実施ケース
第5 サイバーリスクDDの内容
第4章 損害論・過失相殺
第1 損害賠償の範囲
第2 逸失利益
第3 フォレンジック調査費用
第4 第三者委員会費用・コンサルティング費用
第5 人件費
第6 コールセンター費用
第7 被害拡大防止費用・再発防止費用
第8 見舞金(金券・商品券・プリペイドカード)とその支払に要する費用
第9 過失相殺
第5章 インシデント別の対応マニュアル
第1 ランサムウェア
第2 Emotet
第3 ECサイトからのクレカ情報漏えい
第4 ビジネスメール詐欺
第5 内部者による情報持出し
第6章 海外インシデント対応の留意点
第1 はじめに
第2 GDPR対応
第3 ニューヨーク州法対応
第4 タイ法対応
第7章 サイバー保険
第1 はじめに
第2 サイバー保険の補償内容
第3 サイバー保険の副次的効果
これからグローバルでサイバー関連の法規制が増えてくると思いますので、米国(連邦法、カリフォルニア州、ニューヨーク州等の主要州)、欧州、英国、東南アジア等の法対応についての留意点等も充実してくるのでしょうかね(法執行が行われ、実務が積み重なってくるのに合わせて...)
みなさん、是非、ご一読を...
ちなみに、アフェリエイトではないです(^^)...
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