監査基準の改訂の話
こんにちは、丸山満彦です。2005.10.28に改訂監査基準が公表されたわけですが、パブコメ版又は現在のものとの対応表がなく、中身の確認に手間取っていましたが、ようやく把握したので、ブログにも書くことにしました。といいながらあまり細かいことは書かないのですけどね・・・
■金融庁
・2005.10.28 企業会計審議会の意見書の公表について
・・監査基準の改訂に関する意見書 (PDF:237KB)
・・中間監査基準の改訂に関する意見書 (PDF:222KB)
・・監査に関する品質管理基準の設定に係る意見書 (PDF:229KB)
今回の改訂のポイントは、粉飾を見逃さない監査をいかにするか?というところに重点が置かれているところですかね・・・。要は、不正や記載誤りの発生の可能性が高そうな分野をいかに監査人が識別するか、そして、その分野にいかに適切な監査リソースが投入するか、というところがポイントだと思っています。
「主な改訂点とその考え方」の目次項目は次のとおりです。
1 事業上のリスク等を重視したリスク・アプローチの導入
2 「重要な虚偽表示のリスク」の評価
3 「財務諸表全体」及び「財務諸表項目」の2つのレベルでの評価
4 「特別な検討を必要とするリスク」への対応
5 経営者が提示する財務諸表項目と監査要点
細かい話ですが、公開草案では、「事業上のリスク」となっていた部分が「事業上のリスク等」になっています。事業上のリスクのみではない・・・ということです。
現在の委員会報告との間で細かい用語の違いがあるし、構造的な変更もあるので、委員会報告の変更箇所は大量になりそうですね・・・
このブログの中の意見は私見であり、所属・関係する組織の意見ではないことをご了承ください。
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