総務省 オンラインカジノに係るアクセス抑止の在り方に関する検討会 中間論点整理(案)についての意見募集 (2025.07.10)
こんにちは、丸山満彦です。
総務省が、オンラインカジノに係るアクセス抑止の在り方に関する検討会 中間論点整理(案)を公表し、意見募集をしていますね...
ギャンブル依存症に漬け込んで、ギャンブル依存症の患者等から金銭を搾取する行為は適切な行為ではないので、禁止し、適切に取り締まることが重要なわけですが、中間報告でも記載の通り、オンラインカジノの場合、海外で実行されているなど、実質的な取り締まりが困難であるため、十分抑止効果が働かず、犯罪が減らないという点が課題としてりますよね...
そこで、オンラインブロッキングという手段が考えられるわけですが、通信の秘密の問題と関係してくるということで、児童ポルノサイトへのブロッキング等の手続きを参考に検討が加えられているということなのだろうと思います。
ブロッキングは海外で実施している国もあり、一定の成果をあげているといるという意見もあり、魅力的な手段の一つであるものの、どんどんブロッキングに頼っていくということにもなりかねず、通信の秘密の保護とのバランスをどのような場合にとるべきかという話がありますよね...
いくつくとこまでいくつくと、グレートジャパンウォールという話にもなり得る(ならないとは思いますが...最近の政治、国民の状況をみていると、権威主義国家にならないとも限らず...)わけですからね...
通信の秘密の論点は、児童ポルノサイトへのブロッキング、サイバー対処能力強化法に基づく政府によるフィルタリングと、いろいろと出てきているわけですが、効果が見込まれるだけに、悩ましい(なので、乱用すると人権侵害につながるので、禁止されているわけですが...)ですね...
● 総務省
・2025.07.10 オンラインカジノに係るアクセス抑止の在り方に関する検討会 中間論点整理(案)についての意見募集
本研究会では、オンラインカジノへのアクセス抑止の在り方に関して議論を行っているところですが、今後の検討の参考とするため、今般とりまとめたオンラインカジノに係るアクセス抑止の在り方に関する検討会 中間論点整理(案)について広く意見を募集することとしたものです。
...
意見募集の結果を踏まえ、オンラインカジノに係るアクセス抑止の在り方に関する検討会 中間論点整理を策定する予定です。
・[PDF] 別紙1
目次...
はじめに
1. 検討の基本的視座
2. 検討の背景
2.1. オンラインカジノの現状認識
2.2. 包括的な対策の必要性
2.3. アクセス抑止の在り方
3. アクセス抑止の全体像とブロッキング
4. ブロッキングに関する法的検討
4.1. 必要性・有効性
4.2. 許容性(ブロッキングにより得られる利益が失われる利益と均衡するか)
4.3. 実施根拠(仮にブロッキングを実施する場合どのような根拠で行うか)
4.4. 妥当性(仮に制度的措置を講じる場合どのような枠組みが適当か)
kenn5. 諸外国の状況
5.1. フランス
5.2. イギリス
6. ブロッキングに関する技術的検討
6.1. 具体的な方式
6.2. 技術的回避策への対応
7.概括的整理と今後の検討に向けて
検討委員会
構成員...
| 黒坂 達也 | 慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科特任准教授(ジョージタウン大学客員研究員) | |
| 鎮目 征樹 | 学習院大学法学部教授 | |
| (座長) | 曽我部真裕 | 京都大学大学院法学研究科教授 |
| 田中 紀子 | ギャンブル依存症問題を考える会代表 | |
| 長瀬 貴志 | 山﨑法律事務所弁護士 | |
| 長田 三紀 | 情報通信消費者ネットワーク代表 | |
| (座長代理) | 橋爪 隆 | 東京大学大学院法学政治学研究科教授 |
| 前村 昌紀 | 日本ネットワークインフォメーションセンター政策主幹 | |
| 森 亮二 | 英知法律事務所弁護士 | |
| 山口 寿一 | 読売新聞グループ本社代表取締役社長 |
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