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2024.06.30

Originator Profile 技術研究組合 Originator Profile 憲章を制定

こんにちは、丸山満彦です。

インターネット上のニュース記事や広告などの情報コンテンツに、発信者情報を紐付ける Originator Profile(OP)技術を研究開発するOriginator Profile 技術研究組合(OP CIP)(理事長=村井純・慶應義塾大学教授)が、Originator Profile 憲章を制定しましたね...

偽情報等による、社会的な課題を解決するための一つの手段として情報と情報発信主体の真正性と信頼性を保証するための技術とその運用を考えているという感じですかね...

憲章は7月1日から適用です...

 

真正性と信頼性についてのJISでの定義...

真正性 authenticity X 25010:2013 システム及びソフトウェア製品の品質要求及び評価(SQuaRE)―システム及びソフトウェア品質モデル JIS Q 27000:2019 情報技術−セキュリティ技術−情報セキュリティ マネジメントシステム−用語
ある主体または資源の同一性が主張したとおりであることを証明できる度合い エンティティは、それが主張するとおりのものであるという特性。
信頼性 reliability JIS Z 8115:2019 ディペンダビリティ(総合信頼性)用語 JIS Q 27000:2019 情報技術−セキュリティ技術−情報セキュリティ マネジメントシステム−用語
アイテムが、与えられた条件の下で、与えられた期間、故障せずに、要求どおりに遂行できる能力。
注記1 持続時間間隔は、例えば暦時間、動作サイクル、走行距離などのような、当該アイテムに適切な単位で表現されてもよく、かつ、当該単位は常に明確に記載することが望ましい。
注記2 与えられた条件には、動作モード、ストレス水準、環境条件及び保全のような、情頼性に影響する側面が含まれる。
注記3 一般的には、使用期間の始点で、要求機能が遂行できる状態にあることを仮定する。
注記4 信頼性は分類e) 192-05(信頼性性能)の尺度で定量化し得る。
注記5 ソフトウェアアイテムの場合、信頼性は系の運用経過時間中に発生する故障要因の修正及び変更で改善が進み.一般的には、信頼度は経過時間とともに向上していく..[信頼性成長(192-12-03)参照]。
注記6 ソフトウェア信頼性は、特定条件下で使用する…ときのある性能を維持する能力を指す場合が…ある。
注記7 附展書JC及び附属害JF参照。
意図する行動と結果とが一貫しているという特性。

 

Originator Profile 技術研究組合; OP CIP

プレス...

・2024.06.27 「Originator Profile 憲章」を制定しました

 憲章...

Originator Profile 憲章

 

目次的...

前文

第1条(OPの基本理念)

第2条(OPを使う情報発信主体の基本姿勢) 

第3条(OP運用の基本的考え方) 

第4条(OP技術研究組合の基本姿勢)

第5条(倫理委員会)

第6条(憲章の見直し)

【OP憲章起草委員会】(五十音順、敬称略)
  • 宍戸 常寿 (東京大学大学院法学政治学研究科教授)★
  • 鈴木 秀美 (慶應義塾大学メディア・コミュニケーション研究所教授)
  • 曽我部 真裕 (京都大学大学院法学研究科教授)★
  • 鳥海 不二夫 (東京大学大学院工学系研究科教授)
  • 長塚 真琴 (一橋大学大学院法学研究科教授)
  • 林 秀弥 (名古屋大学大学院法学研究科教授)
  • 水谷 瑛嗣郎 (関西大学社会学部准教授)
  • 山本 龍彦 (慶應義塾大学大学院法務研究科教授)★

(注)★は共同座長

 

1_20240630031101

 

 

 

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