金融庁 コーポレートガバナンス改革の実践に向けたアクション・プログラム 2024
こんにちは、丸山満彦です。
金融庁の「スチュワードシップ・コード及びコーポレートガバナンス・コードのフォローアップ会議」が、コーポレートガバナンス改革の実践に向けたアクション・プログラム2024(「スチュワードシップ・コード及びコーポレートガバナンス・コードのフォローアップ会議」意見書(7))を公表していますね...
日本企業あるあるの形式的にやったことにしている、、、みたいなことはダメだよという感じですね。
企業がレジリエンスを意識することが重要という観点で、サイバーセキュリティリスクについても言及がありますね...
● 金融庁
・2024.06.07 コーポレートガバナンス改革の実践に向けたアクション・プログラム2024(「スチュワードシップ・コード及びコーポレートガバナンス・コードのフォローアップ会議」意見書(7))の公表について
本意見書においては、企業の持続的な成長と中長期的な企業価値向上という目的に立ち返り、具体的な取組みの検証や共有を通じた、企業と投資家の自律的な意識改革に基づくコーポレートガバナンス改革の「実践」に向け、フォローアップ会議としての提言が示されています。
・[PDF] コーポレートガバナンス改革の実践に向けたアクション・プログラム2024(「スチュワードシップ・コード及びコーポレートガバナンス・コードのフォローアップ会議」意見書(7))
ちょっときになった点...
株主総会前に有価証券報告書を開示する...
情報開示については、タイムリーかつ効果的・効率的に提供されることが必要であり、有価証券報告書の開示が株主総会前のタイミングになるよう、環境整備について検討すべきである。
レジリエンスについての記載...
企業経営が、パンデミックやサイバーセキュリティリスク、地政学リスクなどの様々なリスクに、サプライチェーン全体を通じてさらされる中、有事における「復元力」の発揮など、「レジリエンス」を意識することが重要である。
そして、サステナビリティ関係の保証...
国際的な比較可能性を確保したサステナビリティ情報の開示・保証のあり方を検討するとともに、サステナビリティを意識した経営に関する具体的な事例を関係者間において共有すべきである。
・[PDF] (別添)アクション・プログラム2024概要
● まるちゃんの情報セキュリティ気まぐれ日記
・2024.06.03 金融庁 スチュワードシップ・コード及びコーポレートガバナンス・コードのフォローアップ会議(第29回)議事録
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