防衛省 防衛研究所 脅威インテリジェンスの機能的・歴史的視座 民間セクターにおける共有エコシステム分析と公共セクターの関与について
こんにちは、丸山満彦です。
防衛省防衛研究所が、「新領域の安全保障シリーズ」の第2弾として、東京海上ホールディングス株式会社の石川朝久さんによる「脅威インテリジェンスの機能的・歴史的視座:民間セクターにおける共有エコシステム分析と公共セクターの関与について」を公開していますね...
脅威インテ令ジェンすについての安全保障で発展した脅威インテリジェンスがサイバー空間において民間部門で応用され発展していったことを踏まえて、国による脅威インテリジェンスと民間のインテリジェンスについての機能的な面としての相違を、目的、調査主体・調査対象、共有インセンティブについて説明している。官民連携が言われている中での論点整理として活用できそうですね。。。
また、歴史的な観点からは、2010年まで(黎明期)、2013年頃まで(理論構築)、2017年頃まで(普及と共助の開始)、それ以降(公助の開始)と四段階にわけて説明している。これも今後のインテリジェンス情報を国、民間機関がどのように活用すべきか参考になる...
● 防衛省 防衛研究所
・2024.05.14 [PDF]「脅威インテリジェンスの機能的・歴史的視座 民間セクターにおける共有エコシステム分析と公共セクターの関与について
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