内閣府 AI時代の知的財産権検討会 中間とりまとめ(案)
こんにちは、丸山満彦です。
内閣府の知的財産戦略本部で第7回「AI時代の知的財産権検討会」が開催され、「AI時代の知的財産権検討会 中間とりまとめ(案)」が公表されていますね。。。
学習させる際に、パスワード等で保護されているものをそれを破って学習させるのはダメだけど、そうでなければ基本OKよ...という感じですかね...
類似のものをAIが生成してしまったら、それは世に出す時に、「あかん」と言われる感じですかね...
● 内閣府 - 会議等一覧 - 知的財産戦略本部 - AI時代の知的財産権検討会
・2024.04.22 AI時代の知的財産権検討会(第7回) 議事次第
・[PDF] 資料1AI時代の知的財産権検討会 中間とりまとめ(案)
目次...
Ⅰ. はじめに
1.背景
2.現状
(1)生成 AI の動向
(2)生成 AI 技術の概要
(3)生成 AI をめぐる国際的動向
3.検討課題
Ⅱ. 基本的視点
Ⅲ. 生成 AI と知財をめぐる懸念・リスクへの対応等について
1.法的ルール①(著作権法との関係)
(1)著作権法制度の概要
(2)具体的な課題
(3)生成 AI に係る各段階における著作権法の適用
2.法的ルール②(著作権法以外の知的財産法との関係)
(1)知的財産法制の概要
(2)具体的な課題
(3)生成 AI と意匠法(意匠権)との関係
(4)生成 AI と商標法(商標権)との関係
(5)生成 AI と不正競争防止法との関係
(5-1)商品等表示規制との関係
(5-2)商品形態模倣品提供規制との関係
(5-3)営業秘密・限定提供データとの関係
(6)生成 AI とその他の権利(肖像権・パブリシティ権)の関係
3.技術による対応
(1)具体的な課題
(2)考えられる技術例
(2-1)AI が生成したコンテンツを利用者が識別できる仕組み
(2-2)フィルタリング
(2-3)自動収集プログラム(クローラ)による収集を拒絶する技術
(2-4)画像に特殊な画像処理(学習を妨害するノイズ)を施すことで学習を妨げる技術
(2-5)学習元コンテンツの個別追跡・除外に関する技術
(3)技術による対応策の法的ルールによる担保について
4.契約による対応(対価還元)
(1)具体的な課題
(2)契約による対価還元策の妥当性等
(3)考えられる方策例
(4)契約による対価還元策の担保について
5.個別課題
(1)労力・作風の保護
(2)声の保護
(3)学習用データセットとしてのデジタルアーカイブ整備
(4)ディープフェイクについての知的財産法の視点からの課題整理
6.横断的見地からの検討
(1)問題意識
(2)生成 AI と知的財産権との望ましい関係の在り方
(3)社会への発信等の在り方
Ⅳ.AI 技術の進展を踏まえた発明の保護の在り方について
1.AI を利用した発明の取扱いの在り方
(1)現状と課題
(2)考え方
2.AI の利活用拡大を見据えた進歩性等の特許審査実務上の課題
(1)現状と課題
(2)考え方
Ⅴ. おわりに
・[PDF] 参考資料1文化審議会著作権分科会法制度小委員会「AIと著作権に関する考え方について」(令和6年3月 15 日)
・[PDF] 参考資料2総務省・経済産業省「AI事業者ガイドライン第1.0版」
設置根拠
論点整理
開催状況
第1回会合 | 令和5年10月 4日 | 議事次第・資料 | 議事録 |
---|---|---|---|
第2回会合 | 令和5年10月18日 | 議事次第・資料 | 議事録 |
第3回会合 | 令和5年11月 7日 | 議事次第・資料 | 議事録 |
第4回会合 | 令和5年12月11日 | 議事次第・資料 | 議事録 |
第5回会合 | 令和6年 1月26日 | 議事次第・資料 | 議事録 |
第6回会合 | 令和6年 3月21日 | 議事次第・資料 | |
第7回会合 | 令和6年 4月22日 | 議事次第・資料 |
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