自民党 サイバー空間の「常時有事」に立ち向かう サイバーセキュリティ強化に向け提言 (2024.04.10)
こんにちは、丸山満彦です。
自由民主党のデジタル社会推進本部(本部長・平井卓也衆院議員)とサイバーセキュリティに関するプロジェクトチーム(PT、座長・牧島かれん衆院議員)が合同会議を開催し、サイバーセキュリティに関する提言案を了承したようです....
「常時有事」って「平時」ですよね...まぁ、どうでもいいか...
● 自由民主党
・2024.04.10 サイバー空間の「常時有事」に立ち向かう サイバーセキュリティ強化に向け提言
提言はサイバー空間が「常時有事」であることを念頭に、以下の4本柱のようです...
(1)速やかに実行すべき法制度・体制の整備
<提言>
- サイバー安全保障分野における法整備の早期実現、
- セキュリティ・クリアランス制度の実効性確保に向けた制度整備、
- 内閣サイバーセキュリティセンター(NISC)の発展的解消と新組織の体制充実、
- 偽情報・誤情報対策の抜本的強化、
- 強靱な政府システムの構築運用とモニタリング
- 全閣僚をサイバー戦略本部の本部員にし、本部長を内閣総理大臣とするためサイバーセキュリティの基本法改正等
(2)「官民連携」と「サプライチェーン全体での対策強化」
<提言>
- より強固な民間との情報共有体制の構築
- 小学校段階からの「セキュリティ教育」の充実をはじめとするサイバーセキュリティ人材の育成、
- サイバーセキュリティ産業の振興・強化ためのパッケージ策定、
- 中小企業のサイバーセキュリティ対策のさらなる強化、
- 大阪・関西万博や医療機関におけるサイバーセキュリティ対策の強化等
(3)「国際連携」を意識した対策強化
(4)耐量子計算機暗号(量子コンピューターが実用化されても安全性を保つことができる暗号技術)対応のための政策パッケージの策定―
のようです・・・
提言はどこかに公開されているんでしょうかね...
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