Atlantic Council 2024年の世界予測 - 今年のトップリスクと機会、6つの注目すべきこと、10年後の世界
こんにちは、丸山満彦です。
Atlantic Councilの世界予測についての紹介です。Atlantic Council [wikipedia]は米国のThink tankですが、英国政府からの寄付金も多いようです...あとFacebook...
Atlantic Councilによる300名の有識者への質問の結果です。。。約6割が米国人、中国人もロシア人も1人。日本人は0。
・2024.01.17 Global Foresight 2024
完全な調査結果...
・2024.01.12 The Global Foresight 2024 survey: Full results
- 10年後は今よりも悪くなっているかも...
- 10年後も米国は、軍事力、ITは覇者だけど、経済とか外交は弱まっているかも...
- 10年後は米中関係は、今より冷え込むかも...
- 10年後は中国は台湾を併合しているかも...でも、ロシアとNATOは直接対決しないだろう...
- 10年間に破綻しそうな国は、ロシア?、パキスタン?
- 10年間で核兵器を保有しそうな国は、イラン、サウジアラビア、韓国、日本!...
- 10年のうちに核兵器は利用されることはないとは思うけど、ひょっとしたらテロリストが使ってしまう?
- 10年後には、ウクライナはEU、NATOの一員?
- 10年後には、イスラエルはサウジアラビアと国交正常化している?
- 10年間で、国連は機能しなくなる?
- 10年以内に国連安全保障理事国になる国はないとは思うけど、もし、あるとするならインド?
- 10年間でロシアは政治的に崩壊する?
- 10年間で国際協力が進む分野はやはり環境問題!
- 10年後も中国共産党は安泰だし、北朝鮮のキム主席もたぶんそう、でも、プーチンはもう大統領ではないだろう...
- 10年間で女性の権利は拡大される
- 10年間で、バイオテクノロジーも量子技術も良い使い方をされる、AIはまさに半々、SNSは悪い使い方される
- 10年間で大規模な環境問題解決運動をするかもだけど、温室ガスの排出は今と同じくらい?
- 10年間で民主主義国家は今と同じくらいか、へっているかも...
- 10年間で世界の貧困は増えるかも、減るかも、、、
- 10年間の世界の繁栄の唯一の脅威は、やはり気候変動かな...
- 10年間で、欧州は戦略的に自立することはないし、インドは独自路線を歩みそう。米国は欧州、アジア、中得と同盟関係は維持しそう。ロシアと中国は正式な同盟関係になるかどうかはわからない。世界の多極化は進み、米国派と中国派にわかれるかどうかはわからない...
10のテーマに分けた分析...
・2024.01.12 Welcome to 2034: What the world could look like in ten years, according to nearly 300 experts
専門家が指摘するあまり注目されていないが、6つの注目すべき項目(6匹のユキヒョウ)...
・2024.01.17 Six ‘snow leopards’ to watch for in 2024
- 南極(資源、地政学的価値)
- 航路(海の安全、川の水位低下)
- 超白色ペンキによる熱反射
- 長距離精密兵器の拡散
- 太平洋の島国の地政学的重要性
- 淡水化技術の進歩
2024年のトップリスク・機会
・2024.01.17 The top risks and opportunities for 2024
(1)可能性は高くない <-> (5) 可能性が高い...
- (4) イスラエルとハマスの対立は、より広範な中東戦争の引き金となる
- (3) ウクライナ勝利の可能性は後退、欧米の支援も薄れる
- (2) 気候変動が引き起こした暴風雨が巨大都市を壊滅させる
- (2) 中国が台湾を封鎖、米国と衝突の危険性
- (3) 核保有国と通常兵器が衝突し、核がエスカレートする危険性がある。
- (3) 気候変動に対する進展がないため、各国は、あるいは裕福な市民は、自らの手で問題を解決するようになる。
- (4) アフリカの "クーデター・ベルト "が拡大し、社会的・経済的進歩が阻害される
- (5) 中国がラテンアメリカとカリブ海諸国への影響力を強め、米国を犠牲にする
- (3) 世界の民主主義を活性化させる重要な選挙
- (5) AIが主流になり、あらゆる場所に広がる
- (2) ウクライナがロシアとの戦いで突破口を開く
- (5) 離陸する宇宙経済
- (4) アフリカが世界の主要フォーラムで議題設定力を獲得
- (1) 国連安全保障理事会が改革され、低下していた正当性が強化される
- (3) 公海条約が批准され、世界の海洋の集団管理が進む
- (3) 重要鉱物のサプライチェーンが方向転換を始める
過去の記事も含めて...
| トップページ... | 2022 | 2023 | 2024 |
| 全項目 | ● | ||
| 10年後 | ● | ● | ● |
| 6匹のユキヒョウ | ● | ● | ● |
| トップリスク・機会 | ● | ● | ● |
6匹のユキヒョウの意訳...
| 2022 | 2023 | 2024 |
| 気候変動対策の真のリーダーは都市 | アルゴリズム規制の強化 | 南極(資源、地政学的価値) |
| 遺伝子操作による無害な蚊 | 先進偉業の中国からの撤退 | 航路(海の安全、川の水位低下) |
| イノベーションの世界的拡大 | バッテリー革命による電気自動車の普及 | 超白色ペンキによる熱反射 |
| 人工肉 | プラットフォーム企業労働者の労働運動 | 長距離精密兵器の拡散 |
| 環境保護主義の台頭 | 地球工学(改造) | 太平洋の島国の地政学的重要性 |
| 飢餓が引き起こす紛争 | 日韓の和解によるインド太平洋地域の変化 | 淡水化技術の進歩 |
« 欧州 EDPB 個人データ処理のセキュリティとデータ侵害通知に関するワンストップショップ事例概要の公表 | Main | NIST SP 800-55 第1巻(初期ドラフト) 情報セキュリティのための測定ガイド:第1巻 - 措置の識別と選択、第2巻 - 情報セキュリティ測定プログラムの策定 (2024.01.17) »

Comments