米国 ピュー研究所 過半数の米国民はAIに懸念を感じている?そして、ChatGPTを使ったことがある米国民は1/4?
こんにちは、丸山満彦です。
米国のシンクタンクであるピュー研究所 (Pew Reserch Center) [wikipedia] が米国民のAIに関する意識調査をしていますが、ChatGPTに代表される生成的AIが話題になったからか、2022年から2023年にかけて、AIに対する懸念が増加し、ワクワク感が減少しているかのように見えます。。。
一方、ChatGPTを利用したことがある国民は約1/4です。で、若い人はそれなりに使ったことがあるけど、年齢層が高くなると、あまり使ったことがないという感じですね(この傾向も文化には関係ないのかも知れませんねん。。。)
ちなみに、年齢、学歴、性差、支持政党の違いについては昨年に調査しています。。。
まずは、AIに関する意識調査...
● Pew Reserch Center
・2023.08.28 Growing public concern about the role of artificial intelligence in daily life
生成的AIの利用については、
・リコメンデーション機能、自動運転、健康、顧客サービスに期待し、
・プライバシーについては、否定的。警察の利用については拮抗というかんじですかね。。。
学歴が高い層ほど、ほとんどの利用シーンにといて生成的AIにより期待し(例外はプライバシー)ていますね。。。
次にChatGPTの利用に関する調査
・2023.08.28 Most Americans haven’t used ChatGPT; few think it will have a major impact on their job
ちなみに、昨年実施した、AI全般についての調査(10ウェブページあります)...
・2022.03.17 AI and Human Enhancement: Americans’ Openness Is Tempered by a Range of Concerns
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