自民党 原因はいずれも人為的ミス → マイナカード、国民の不安解消へ努める 人が介在する機会を減らし対策
こんにちは、丸山満彦です。
マイナンバーカード関係では、コンビニ交付サービスで他人の証明書が出力されるなどの誤交付が発生したり、健康保険証利用において、別の人の資格情報にひも付けらる事案が発生したりしていますね。。。
人為的な理由で単発ミスが重なったと言うことですが、このままデジタル化すると、人為的な理由でシステム的なミスにつながると、より大きな問題になったりして。。。
人為的な部分がなくなるわけではないので、そこでミスが起こりにくいようにすることは、より重要となりますよね。。。
なお、コンビニ交付サービスの件については、piyologさんが少し前にまとめてくれています。。。
⚫︎ piyolog
・2023.05.22 富士通JapanのMICJETで相次ぎ発生した証明書誤交付についてまとめてみた
さて、自民党のウェブページにおいても(機関紙「自由民主」インターネット版)で意見がでていますね。。。
⚫︎ 自由民主党
・2023.06.05 マイナカード、国民の不安解消へ努める - 人が介在する機会を減らし対策
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いずれも人為的ミス
公金受取口座の誤登録とマイナポイントのひも付け誤りは、各自治体が実施している支援窓口で発生しました。
要因は、支援窓口の端末操作において、先に登録作業を行っていた人がマイナポータルやマイナポイント申込サイトからログアウトするのを忘れ、次に同じ端末で登録を行った人が自身の預貯金口座や、決済サービスを登録してしまったことによるものです。
また、マイナポイントについては、ログアウト漏れによるもの以外に支援窓口の現場において決済サービスIDを誤って入力したため、別人に紐づくという事案も確認されております。
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マイナンバーカードの健康保険証利用については、本来の事務処理とは異なる方法で事務処理を行ったことにより、別の人の資格情報にひも付けられた事案が発生しています。
保険証の切り替えが必要な時は、新たな医療保険者が被保険者の情報をシステムに登録します。
その際、届け出書類にマイナンバーの記載がなく、一部情報のみが一致するだけで登録したり、複数の候補者(同姓同名で生年月日・性別が同じ等)が掲示された時にそれぞれの候補者の内容をしっかりと確認せずにひも付けたりしてしまったものが誤りにつながりました。本来は、氏名・生年月日・性別・住所の一致を確認する必要があるものでした。
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人為的なミスのリスクを低減させるため、人が介在する機会を減らすデジタル化を推進するとしています。
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