米国 国防総合大学 「統合抑止力とサイバー空間 - 国益追求のためのサイバー作戦の役割を探る論文選集」(2023.05.15)
こんにちは、丸山満彦です。
関連団体の監事をやっていたり、会社の業務等でバタバタしておりまして、インプットが十分にできていないタイミングですが、これは重要と思うので、紹介...
日本でも能動的サイバー防御とか、いろいろとありますが、米国の場合、このような論文とその背景の過去からの蓄積(例えば、参考文献等)があっての議論なので、私も含めて「にわか知識」では、とても議論の土俵にすら上がれないのですが、まずは、ひとつづつ背景の理解をしていくことが重要かもですね。。。にしても、膨大な蓄積です。。。
もちろん、この論文は理論的な側面で、さらに実践的な側面についても、情報収集・分析を常にしていますからね。。。
抑止力についての、検討は、核兵器でやっていたので、米国には積み重ねがありますね。
マルチ領域なので、当然にサイバーだけで考えるわけはなく、サイバーも含めた総合的な抑止力が求められる。そして、抑止力は、バランスの問題なので、サイバー領域についても軽い抑止から、重い抑止まで、グラデーションで整理しておく必要がありますね。。。
⚫︎National Defense University Press
・2023.05.15 Integrated Deterrence and Cyberspace
・[PDF]
・[DOCX] 仮訳
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