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2023.04.28

首相官邸 2022年度 Trusted Web に関する調査研究

こんにちは、丸山満彦です。

インターネットの欠点?

当時の技術で「簡単に繋がり、切れない」ことを優先したことが、時代を経て、当初の想定を超える多様な用途に利用されることになり、いろいろな課題が無視できない状況になってきた...ということでしょうかね。。。

この調査研究の趣旨について、この受託元であるNTTデータ研究所の2022.07.05のウェブページでは、次のような記載がありますね。。。


  • 様々な社会活動のデジタル化が進む一方で、フェイクニュース等のデータそのものの信頼への懸念、先鋭化していくプライバシーリスク、データの取扱いへの懸念からくる産業界におけるデータ活用の停滞、勝者総取り等によるエコシステムのサステナビリティへの懸念など、信頼できる自由なデータ流通(DFFT)を妨げる、様々な歪みが生じています

  • これらの懸念は、データそのものが信頼できない、データのやり取りをする相手を信頼できない、相手方におけるデータの取扱いを信頼できないといった現状が主な原因と考えられます

  • こうした中で、インターネット上で、DFFTを確保する枠組みを構築すべく、特定のサービスに依存せずに、個人・法人によるデータのコントロールを強化する仕組み、やり取りするデータや相手方を検証できる仕組みなどの新たな信頼の枠組みを付加することを目指す「Trusted Web」構想を実現していくことが重要になっています。

Trusted Webの実現は、DFFTを実現するための手段の一つということでしょうかね。。。

 

首相官邸 - Trusted Web推進協議会

 ・2022年度 Trusted Web に関する調査研究の成果物について

 


1.海外調査レポート(経済産業省)

分散型アイデンティティやトラストフレームワークなど、Trusted Webに関連した各国の取組(政策やユースケース)を調査しました。対象国は、米国、カナダ、EU、英国、インド、ニュージーランド、シンガポールです。


・[PDF

20230811-122110

1. 調査の背景・目的
1.1 本書の位置づけ
1.2
調査の背景・目的
1.3
調査方針
 1.3.1
調査の全体像
 1.3.2 基礎調査について
 1.3.3 詳細調査テーマについて
 1.3.4 詳細調査における調査対象国・地域について

 1.3.5
整理・分析について

2. 基礎調査:デジタルアイデンティに関する基礎的事項
2.1
アクセスコントロールとTrust
2.2
アイデンティティ
 2.2.1
アイデンティティ 
 2.2.2 デジタルアイデンティティ

2.3
アイデンティティの管理モデル
 2.3.1
現行の管理形態
 2.3.2 現行のアイデンティティ管理モデルにおけるペインポイント

2.4
トラストフレームワーク
2.5
自己主権型アイデンティティ/分散型アイデンティティ
 2.5.1 SSI/DID
の実装スキーム
 2.5.2 SSI/DID の実装手段・参照規格

3. 詳細調査結果
3.1
共通識別制度・デジタル ID に関する政策動向
 3.1.1
欧州(EU、ドイツ、イギリス)における調査結果
 3.1.2 北米(米国、カナダ)における調査結果
 3.1.3 オセアニア(オーストラリア、ニュージーランド)における調査結果
 3.1.4 アジア(シンガポール、インド)における調査結果
 3.1.5 共通識別番号・デジタル ID の政策動向に関する総括

3.2
トラストフレームワークの策定状況
 トラストフレームワーク(再掲)
 トラストフレームワーク調査方針
 3.2.1
欧州(EU、ドイツ、イギリス)における調査結果
 3.2.2 北米(米国、カナダ)における調査結果
 3.2.3 オセアニア(オーストラリア、ニュージーランド)における調査結果
 3.2.4 アジア(シンガポール、インド)における調査結果
 3.2.5 トラストフレームワークの策定状況に関する総括

3.3
自己主権型/分散型アイデンティティに関する取り組み・ユースケース
 3.3.1
欧州(EU、ドイツ、イギリス)における調査結果
 3.3.2  北米(米国、カナダ)における調査結果
 3.3.3  オセアニア(オーストラリア、ニュージーランド)における調査結果
 3.3.4  アジア(シンガポール、インド)における調査結果
 3.3.5  自己主権型/分散型アイデンティティに関する取り組みに関する総括

4. 整理・分析
4.1
調査テーマを総括した各国のデジタル ID 政策の方向性
4.2
各国の比較・分析
4.3 Trusted Web
との連携可能性、示唆・課題

 


2.Trusted Webに係る国際標準化動向調査(デジタル庁)

分散型識別子(Decentralized Identifier; DID)や検証可能なクレデンシャル(Verifiable Credential; VC)等、Trusted Webの実現に必要となる要素技術に関する標準化活動を行う国際標準化機関および団体を対象に、各機関・団体における活動状況を調査し整理すると共に、それらの活動とTrusted Webとの関連性をまとめています。


レポート概要版

・[PDF]

20230811-122546

 

 

いろいろと勉強になりますね。。。

 

 

 

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