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2022.11.27

個人情報保護委員会 第44回世界プライバシー会議(GPA)結果報告について「顔認識技術における個人情報の適切な利用に関する原則及び期待」

こんにちは、丸山満彦です。

第224回 個人情報保護委員会で、第44回世界プライバシー会議(GPA)結果報告が行われていて、「顔認識技術における個人情報の適切な利用に関する原則及び期待」に係る決議とその委員会による仮訳が公表されていますね。。。

個人情報保護委員会

・2022.11.16 第224回

(1) 第44回世界プライバシー会議(GPA)結果報告について

・[PDF] 資料1―1 第44回世界プライバシー会議(GPA)結果報告

・[PDF] 資料1-2 第44回世界プライバシー会議(GPA)における決議案一覧

・[PDF] 資料1-3 「顔認識技術における個人情報の適切な利用に関する原則及び期待」に係る決議(英語)

20221127-41354

・[PDF] 資料1-4 「顔認識技術における個人情報の適切な利用に関する原則及び期待」に係る決議(当委員会仮訳)

20221127-41546

 

the principles and expectations for the appropriate use of personal information in facial recognition technology
顔認識技術における個人情報の適切な利用に関する原則及び期待
1. LAWFUL BASIS 1.法的根拠
Organizations using facial recognition should have a clear lawful basis for the collection and use of biometrics.  顔認識を利用する組織は、バイオメトリクスの収集及び利用のための明確な法的根拠を持つべきである。 
2. REASONABLENESS, NECESSITY AND PROPORTIONALITY 2.合理性、必要性及び比例性
Organizations should establish, and be able to demonstrate, the reasonableness, necessity, and proportionality of their use of facial recognition technology.  組織は、顔認識技術の利用に関する合理性、必要性及び比例性を確立し、証明できるようにするべきである。
3. PROTECTION OF HUMAN RIGHTS 3.人権の保護
Organizations should in particular assess and protect against unlawful or arbitrary interference with privacy and other human rights.  組織は、特に、プライバシー及びその他の人権に対する不法な又は恣意的な干渉を評価し、保護するべきである。 
4. TRANSPARENCY 4.透明性
The use of facial recognition should be transparent to affected individuals and groups.  顔認識の利用は、影響を受ける個人及びグループに対して透明性のあるものにするべきである。 
5. ACCOUNTABILITY 5.責任
The use of facial recognition should include clear and effective accountability mechanisms.  顔認識の利用には、明確で効果的な責任メカニズムを含めるべきである。 
6. DATA PROTECTION PRINCIPLES 6.データ保護原則
The use of facial recognition should respect all data protection principles, including those referenced a 顔認識の利用は、上記で言及した原則を含む、すべてのデータ保護原則を尊重するべきである。 

 

2つ目の議題は、、、

(2) 電気通信事業法に基づく協議について

・[PDF] 資料2―1 電気通信事業法に基づく協議について

・[PDF] 資料2-2 電気通信事業法に基づく協議に対する回答(案) 

・[PDF] 参考 電気通信事業法に基づく協議に対する回答(令和4年11月16日付け個情第1972号)

・[PDF] 資料2-3 電気通信事業法施行規則改正案 

 


 

まるちゃんの情報セキュリティ気まぐれ日記

・2022.11.01 第44回 世界プライバシー会議 顔認識に関する決議

 

 

顔認識についての記事...

・2022.11.04 インターポール、国連地域間犯罪司法研究所、オランダ警察、世界経済会議 顔認証のユースケースを責任を持って制限するためのポリシーフレームワーク:法執行機関の捜査(2022年改訂版)

・2022.11.01 第44回 世界プライバシー会議 顔認識に関する決議

・2022.10.07 米国 科学技術政策局 AI権利章典の青写真

・2022.10.03 米国 2022年顔認識法案

・2022.07.12 米国 国土安全保障省検査局 米国税関・国境警備局は空港での国際線旅行者の識別のために顔認識のポリシーを遵守している (2022.07.07)

・2022.05.30 英国 情報コミッショナー 顔認識データベース会社Clearview AI Incに750万ポンド以上の罰金を科し、英国人のデータの削除を命じた

・2022.05.20 欧州データ保護委員会 (EDPB) 意見募集「法執行分野における顔認識技術の使用に関するガイドライン」

・2022.05.15 カナダ プライバシーコミッショナー室 プライバシーに関する戦略的優先事項とそこから生まれたテーマと見解

・2022.04.30 米国 GAO ブログ 人工知能は国家安全保障をどう変えるか (2022.04.19)

・2022.01.21 ENISA デジタル・アイデンティティ攻撃に注意:あなたの顔が偽装される可能性があります

・2021.12.25 個人情報保護委員会 犯罪予防や安全確保のためのカメラ画像利用に関する有識者検討会の設置

・2021.10.17 インターポール、国連地域間犯罪司法研究所、オランダ警察、世界経済会議が「顔認証を責任もって制限するためのポリシーフレームワーク ユースケース:法執行機関の捜査」 at 2021.10.05

・2021.09.29 世界経済フォーラム (WEF) 技術の責任ある利用:IBMをケースにした研究

・2021.09.27 欧州委員会 職場での電子モニタリングと監視 (Electronic Monitoring and Surveillance in the Workplace)

・2021.09.10 EU議会 提言 バイオメトリクス認識と行動検知

・2021.08.28 中国 意見募集 国家サイバースペース管理局 「インターネット情報サービスのアルゴリズムによる推奨に関する管理規定」

・2021.08.27 米国 GAO 顔認識技術:連邦政府機関による現在および計画中の使用方法

・2021.08.20 英国 意見募集 監視カメラ実施規範改訂案 by 監視カメラコミッショナー at 2021.08.13

・2021.08.11 EU議会 STUDY バイオメトリクス認識と行動検知

・2021.08.10 EU議会 STUDY ヨーロッパの政策におけるディープフェイクへの取り組み at 2021.07.30

・2021.08.08 EU議会 BRIEFING スマートシティとアーバンモビリティにおける人工知能 at 2021.07.23

・2021.08.07 総務省 AIネットワーク社会推進会議 「報告書2021」の公表

・2021.08.07 Atlantic Council AIとデータ倫理におけるコミットメントからコンテンツへの移行:正義と説明可能性

・2021.08.04 中国 通信院 信頼できる人工知能についての白書 at 2021.07.09

・2021.08.03 中国 最高人民法院 「民事案件における顔識別技術の使用に関する司法解釈」

・2021.07.15 米国GAO 顔認識技術について連邦法執行機関はプライバシーやその他のリスクをより適切に評価する必要がある at 2021.06.03

・2021.07.12 ニューヨーク市 生体情報プライバシー条例が2021.07.09から施行されましたね。。。

・2021.06.30 WHO 保健のための人工知能の倫理とガバナンス

・2021.06.28 EU 外交政策ツールとしての人工知能ガバナンス

・2021.06.23 欧州 EDPBとEDPS 公共の場における人の特徴を自動認識するためのAIの使用、および不当な差別につながる可能性のあるその他のAIの使用の一部を禁止するよう要請

・2021.06.22 欧州保険職業年金局 (EIOPA) 欧州保険セクターにおける倫理的で信頼できるAIガバナンス原則に関するレポートを公表

・2021.06.20 英国 情報コミッショナー 公共の場でのライブ顔認識技術の使用に関するプライバシーの懸念

・2021.06.17 米国上院・下院 顔認識ツールを含む生体情報監視を政府が使用することを禁止する「顔認識および生体認識技術モラトリアム法案」

・2021.06.17 英国政府:データ倫理とイノベーションセンター プライバシーに関するユーザの積極的選択中間報告(スマートフォン)

・2021.06.08 U.S. の公益団体であるEPICが顔認識技術および遠隔生体認識技術の使用禁止を世界的に呼びかけていますね。。。

・2021.05.12 カナダのプライバシーコミッショナーが顔認識技術について議会で見解を述べたようですね。。。

・2021.05.07 ドイツ連邦情報セキュリティ局 (BSI) が「監査可能なAIシステムを目指して - 現状と今後の展望」を公表しています

・2021.05.03 中国 意見募集 顔認識に続けて、歩行認識、音声認識のデータセキュリティ要件の国家標準案を発表し、意見募集していますね。。。

・2021.04.24 欧州委員会がAIへの規制を提案 → 欧州データ保護官は歓迎するけど、公共空間での遠隔生体認証についての規制も入れてね

・2021.04.22 ドイツ連邦情報セキュリティ局 (BSI) が安全なAI導入のための対策をまとめていますね。。。

・2021.04.21 U.S. FTC(連邦取引委員会) のブログ 会社でAIを活用する場合は真実、公正、公平を目指そう、という記事がありますね。。。

・2021.03.14 CNIL 乗客のマスク着用率を測定するためのインテリジェントビデオの使用に関する法令についての意見を公表

・2021.02.05 カナダのプライバシーコミッショナーが顔認識ソフトウェアを提供するClearview AIについての声明を出していますね。。。

・2021.01.30 欧州評議会 108号条約委員会が「顔認証に関するガイドライン」を採択しましたね。。。

・2021.01.12 欧州委員会 市民イニシアティブとして「生体認証による大量監視慣行の禁止」を登録

・2021.01.04 ニューヨーク州 知事が学校での顔認識技術の使用を一時停止し、研究を指示する法律に署名 at 2020.12.22

・2020.11.04 カナダプライバシー委員会 Cadillac Fairview社が500万人の顔データを取得していたことに関する報告書(2020.10.28)

・2020.06.26 人間が間違うなら、人間を模倣したAIも間違うんでしょうね。。。

・2020.06.14 IBM, Amazon, Microsoftは顔認証システムを米国の警察には販売しない

・2020.05.01 (人工知能 AI)ブラックボックスの検証:アルゴリズムシステムを評価するためのツール - アルゴリズムの監査・影響評価のための共通言語の特定

・2020.03.26 JVNVU#99619336 勾配降下法を使用する機械学習モデルに、誤った識別をさせるような入力を作成することが可能な問題

・2020.03.04 FIRST EVER DECISION OF A FRENCH COURT APPLYING GDPR TO FACIAL RECOGNITION

・2020.02.17 遠くからでもわかる顔認識システム!

ぐっと遡って、2000年代

・2009.11.07 世界プライバシー宣言(Global Privacy Standards for a Global World)

・2005.08.11 外務省 IC旅券調査研究報告書

・2005.02.04 監視社会と信頼関係

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