インターネットガバナンスに関する論文と中国の世界インターネット会議
こんにちは、丸山満彦です。
生貝先生のFacebookで、インターネットガバナンスに関する論文が紹介されていましたので、備忘録です。。。
例えば、インターネットアドレスの管理を誰がするのかといったようなインターネットに関するガバナンスをどうするのか、ということについて今の方法ではなく、国連の元(例えば、ITU)で政府機関を通じて行うべきという考え方も中国、ロシアにはあるので、今後の動向について、少し気にしておくことが必要かと思いました。。。
● SSRN
・China's War for Control of Global Internet Governance by Justin Sherman
・[PDF]
単純に結びつける話ではないですが、関連がありそうということで...
中国では、2010年くらいから一貫して、この主張はしており、7月中旬に、世界インターネット会議 (世界互联网大会) を北京で開催していますね。。。国連事務副総長の刘振民氏等がスピーチをしていますね。。。
● 中央网络安全和信息化委员会办公室 (Cyberspace Administration of China: CAC)
・2022.07.12 世界互联网大会成立大会今日在京举行
・2022.07.16 世界互联网大会成立大会嘉宾发言摘编
4つの原則や、5つのも中国の立場を理解する上では重要かもしれません。。。
・2022.07.12 “四项原则”彰显担当 习近平推动全球互联网治理体系变革
・2022.07.12 “五点主张”凝聚共识 习近平谈构建网络空间命运共同体
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