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2022.07.28

国立情報学研究所 オープンサイエンスのためのデータ管理基盤ハンドブック

こんにちは、丸山満彦です。

国立情報学研究所が、日本学術会議の協力を得て、「オープンサイエンスのためのデータ管理基盤ハンドブック-学術研究者のための"個人情報"の取扱い方について-」を作成し公開していますね。。。

このハンドブックは、研究者がデータを取扱う際の注意点をまとめ、わかりやすく解説したものと言うことです。。。

 

国立情報学研究所 

・2022.07.27 ビッグデータ時代の研究の個人情報保護ルールの全体像を説明 ~「オープンサイエンスのためのデータ管理基盤ハンドブック」を発行~

オープンサイエンスのためのデータ管理基盤ハンドブック


対象読者

 本ハンドブックの読者は、主として大学等の研究機関に属する研究者を想定していますが、企業等民間の研究機関に属する研究者、研究のアシスタントや大学事務、さらには研究機関内の研究倫理審査委員会に携わる方等にも有用な内容となるように作成しました。


と言うことのようです。。。

 

オープンサイエンスのためのデータ管理基盤ハンドブック ~学術研究者のための “個人情報” の 取扱い方について~

 ・[PDF] オープンサイエンスのためのデータ管理基盤ハンドブック ~学術研究者のための“個人情報”の取扱い方について~ (第1版)

20220727-181254

 

目次...

1 ハンドブックの趣旨と想定読者
1.1
ハンドブックの趣旨
1.2
想定読者

2 ハンドブックの読み方
2.1
ハンドブック各章の関係性
2.2
学術研究分野における個人情報等の適正な取扱いチェックリスト

3 定義:対象となる情報とは
3.1
ポイント
3.2 Q&A
3.3
個人情報
3.4
個人識別符号
3.5
要配慮個人情報
3.6
個人情報データベース等
3.7
個人データ
3.8
保有個人データ
3.9
保有個人情報
3.10
個人関連情報

4 定義:対象となる取扱者とは
4.1
ポイント
4.2 Q&A
4.3
個人情報取扱事業者
4.4
個人関連情報取扱事業者
4.5
匿名加工情報取扱事業者
4.6
仮名加工情報取扱事業者

5 定義:その他
5.1
ポイント
5.2 Q&A
5.3
通知・公表
5.4
本人の同意
5.5
提供

6 研究利用目的での例外の考え方
6.1
ポイント
6.2 Q&A
6.3
学術研究機関等
6.4
学術研究目的
6.5
利用目的変更の制限の例外
6.6
要配慮個人情報の取得の例外
6.7
個人データの第三者提供の制限の例外
6.8
学術研究機関等の責務
6.9
別表第二法人等

7 研究分野毎の留意点
7.1
ポイント
7.2 Q&A

8 研究における個人情報の利用形式の検討
8.1
ポイント
8.2 Q&A
8.3
匿名加工情報
8.4
仮名加工情報
8.5
統計利用等

9 研究の各側面における個人情報取扱いの注意点:研究計画の策定
9.1
ポイント
9.2 Q&A
9.3
利用目的の特定
9.4
(例外検討)利用目的の変更
9.5
利用目的による制限

10 研究の各側面における個人情報取扱いの注意点:研究における個人情報の取得
10.1
ポイント
10.2 Q&A
10.3
適正取得
10.4
(例外検討)要配慮個人情報の取得
10.5
利用目的の通知又は公表
10.6
直接書面等による取得
10.7
利用目的の通知等をしなくてよい場合

11 研究の各側面における個人情報取扱いの注意点:研究における個人データの管理
11.1
ポイント
11.2 Q&A
11.3
データ内容の正確性の確保等
11.4
安全管理措置
11.5
従業員の監督
11.6
委託先の監督

12 研究の各側面における個人情報取扱いの注意点:個人情報の共有
12.1
ポイント
12.2 Q&A
12.3
(例外検討)第三者提供の制限
12.4
第三者に該当しない場合
12.5
外国にある第三者への提供の制限
12.6
第三者提供に係る記録の作成等
12.7
第三者提供を受ける際の確認等

13 研究の各側面における個人情報取扱いの注意点:保有個人データ・保有個人情報の取扱い
13.1
ポイント
13.2 Q&A
13.3
(民間部門)保有個人データに関する事項の公表等
13.4
(民間部門)保有個人データの開示
13.5
(民間部門)第三者提供記録の開示
13.6
(民間部門)保有個人データの訂正等
13.7
(民間部門)保有個人データの利用停止等
13.8
(民間部門)理由の説明
13.9
(民間部門)開示等の請求等に応じる手続
13.10
(民間部門)手数料
13.11
(民間部門)裁判上の訴えの事前請求
13.12
(公的部門)個人情報ファイル簿の作成及び公表
13.13
(公的部門)保有個人情報の開示
13.14
(公的部門)保有個人情報の訂正
13.15
(公的部門)保有個人情報の利用停止
13.16
苦情処理
13.17
対外発表時の留意点
13.18
研究終了後の保管

14 講ずべき安全管理措置
14.1
ポイント
14.2 Q&A
14.3
基本方針の策定
14.4
個人データの取扱いに係る規律の整備
14.5
組織的安全管理措置
14.6
人的安全管理措置
14.7
物理的安全管理措置
14.8
技術的安全管理措置
14.9
外的環境の把握

【参考】検討体制

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検討体制

座長 喜連川 優 国立情報学研究所所長
  生貝 直人 一橋大学大学院法学研究科准教授
  石井 夏生利 中央大学国際情報学部教授
  岡村 久道 英知法律事務所 弁護士
国立情報学研究所客員教授
  奥邨 弘司 慶應義塾大学大学院法務研究科教授
  佐藤 健 国立情報学研究所情報学プリンシプル研究系教授
座長代理 宍戸 常寿 東京大学大学院法学政治学研究科教授
国立情報学研究所客員教授
  髙橋 克巳 NTT 社会情報研究所 チーフ・セキュリティ・サイエンティスト
国立情報学研究所特任研究員
  西貝 吉晃 千葉大学大学院社会科学研究院准教授
  森 亮二 英知法律事務所 弁護士,
国立情報学研究所客員教授
  山地 一禎 国立情報学研究所教授 オープンサイエンス基盤研究センター長
  吉川 正俊 京都大学大学院情報学研究科教授

 

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