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2021.12.19

警察庁 サイバーセキュリティ政策会議 【令和3年度】サイバー局等新組織において取り組む政策パッケージ

こんにちは、丸山満彦です。

サイバーセキュリティ政策会議の令和3年度の報告書、サイバー局等新組織において取り組む政策パッケージが公開されていますね。。。サイバー犯罪は国境のない犯罪と当初から言われていますので、国際連携が重要なのでしょうね。。。

国内でも県境を超えた捜査ができるのと同様に、国際的にも国境を超えた捜査ができることが重要なのでしょう。犯罪者に対してはイデオロギーが関係ないケースも多いでしょうから、そういう場合は、イデオロギーの違いを超えて連携していくことが重要だと思います。

 

● 警察庁 - サイバーセキュリティ政策会議

・2021.12.17 令和3年度サイバーセキュリティ政策会議について


【令和3年度】サイバー局等新組織において取り組む政策パッケージ

 デジタル化の進展等によりサイバー空間は全国民の参画する公共空間へと進化しつつある一方、ランサムウェアやサイバー攻撃による被害が多発するなど脅威は極めて深刻です。このような情勢に対処するため、警察庁では、令和4年度にサイバー局及びサイバー隊(いずれも仮称)を設置する検討を進めています。
 令和3年度の政策会議では、これら新組織を真に実効性のある組織として確立するため、実空間とサイバー空間とが融合したデジタル社会において顕在化しつつあるリスク、サイバー局及びサイバー隊に求められる役割、その役割を全うする上での政策課題及びその解決のための具体的な施策について報告書として取りまとめていただきました。


・報告書

 ・[PDF] 本編

20211219-140814

はじめに

1 情勢認識

1.1 公共空間化するサイバー空間
 (1) 公共空間化するサイバー空間
 (2) 公共空間としての安全と安心
 (3) 令和2年度サイバーセキュリティ政策会議における議論

1.2 実空間とサイバー空間との融合
 (1) 加速するデジタル化
 (2) 技術やインフラの進展による実空間とサイバー空間との融合現象

1.3 顕在化しつつあるリスク
1.3.1 デジタル化に伴うリスク
 (1) サイバー空間におけるデータの価値の増大と潜在的被害の拡大
 (2) 人間の認知判断能力の限界の悪用
 (3) 拡大するサイバー事案の影響範囲
1.3.2 国際情勢から見たリスク
1.3.3 サイバー犯罪者集団等によるリスク

2 基本理念及び政策課題

2.1 基本理念 ~新組織が果たすべき役割~

2.2 政策課題
2.2.1 対処体制の強化
2.2.2 国際連携・対応の強化
2.2.3 実態把握と社会変化への適応力の強化
2.2.4 社会全体でつくる安全・安心

3 具体的な施策

3.1 対処体制の強化

3.2 国際連携・対応の強化

3.3 実態把握と社会変化への適応力の強化

3.4 社会全体でつくる安全・安心

おわりに


 ・[PDF] 概要編

20211219-140945

・ [PDF] 委員名簿

 

・発言要旨

 ・[PDF] (第1回)

 ・[PDF] (第2回)

 

 

 

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