金融庁 会計監査の在り方に関する懇談会(令和3事務年度)はじまりました
こんにちは、丸山満彦です。
金融庁で「会計監査の在り方に関する懇談会(令和3事務年度)」の第一回が開催されたようですね。。。
● 金融庁 - 会計監査の在り方に関する懇談会
・2021.09.15(第1回)議事次第
・配付資料
[PDF] 資料1 「会計監査の在り方に関する懇談会(令和3事務年度)」メンバー名簿(PDF:88KB)
[PDF] 資料2 運営要領(案)(PDF:103KB)
[PDF] 資料3 事務局資料(PDF:2.52MB)
事務局として、論点例を示していますね。。。
議論の視点(例)
① 監査品質の向上に向け、監査市場の仕組み・構造を踏まえ、監査法人のマネジメント/ガバナンスに関してどのような点を検討すべきか。特に、能力ある中小監査法人が上場会社の監査の担い手として品質の高い監査を行うために検討すべき点は何か。
- 一般投資家を含め多数のステークホルダーを有する上場会社の監査について、監査の担い手の規模、体制、リソース、規律付け等の観点で、他の監査と比してどのような考慮が求められるか。
- 上場会社監査の担い手となる中小監査法人に対し、どのようなサポートが行われることが求められるか。
② 企業不正を見抜く力の向上に向け、公認会計士の能力向上・能力発揮について、どのような取組みが考えられるか。
- 企業不正を見抜く力を向上させるため、継続的な人材育成・教育として、どのような能力開発が必要になると考えるか。また、そうした人材育成・教育の担保をどのように図っていくべきか。
- 能力ある公認会計士の活躍の機会を十分確保するためにどのような点を検討すべきか。
- 公認会計士の活躍の場が多様化する中、いわゆる組織内会計士を含め、公認会計士全体の能力発揮を実現するために検討すべき点は何か。
- この他、監査基準等の制度面において、企業不正を見抜くために取り組むべき点は何か。
③ 「第三者の眼」として、チェック機能の更なる向上が期待される主体とその役割についてどう考えるか。
- 当局や日本公認会計士協会によるエンフォースメントの実効性の向上に向け、検討すべき点は何か。
④ 監査品質の向上に向けた取組みが市場において自律的に行われるよう、会計監査に関する情報提供として、更なる充実が期待される事項は何か。
⑤ コーポレート・ガバナンス改革に向けた取組みと歩調を合わせる形で、“監査”機能の更なる向上を促すために検討すべき事項は何か。
- 財務報告の信頼性の向上などに向け、“監査”機能が果たすべき更なる役割は何か。
個別の論点例について、いろいろと考えるところはあるのですが、特に、監査の品質向上については、外部有識者等の意見を聞くのも悪くはないですが、公認会計士武田雄治のブログ(■CFOのための最新情報■)にも書いているように、会計士に直接アンケートをとったらよいと思います。
また、監査法人単体で考えるのではなく、同じブランドのコンサルティング会社や税理士法人、弁護士法人等も合わせた全体のガバナンスの話を金融庁としてやったほうがよいと思います(所管を超えるという議論があるのかもしれませんが、今や一体運営しているので。。。)
それから、海外との連携のあり方にも触れた方が良いのかもしれませんね。。。どこまで、グローバルのガバナンスを影響をうけるとか。。。
八田先生には、ここ10年ほどお話はしていませんが、委員の方には知り合いも何人かいるので、議論の行方は楽しみです(^^)
・2021.09.16 金融庁「会計監査の在り方に関する懇談会」開催される
こちらの記事にデータがありますね。。。
・2021.09.13 4大大手監査法人の決算出揃う 監査証明業務売上高は今期もEY新日本がトップ
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