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2021.08.07

総務省 AIネットワーク社会推進会議 「報告書2021」の公表

こんにちは、丸山満彦です。

総務省情報通信政策研究所が主催して「AIネットワーク社会推進会議 」が開催されていますが、「報告書2021 ~ 「安心・安全で信頼性のある AI の社会実装」の推進 ~」を公表していますね。。。国内外の最近の動向がまとまっていて便利です。。。

総務省

・2021.08.04 AIネットワーク社会推進会議 「報告書2021」の公表


 総務省情報通信政策研究所は、平成28年10月から「AIネットワーク社会推進会議」(議長:須藤 修 中央大学国際情報学部教授、中央大学ELSIセンター所長、東京大学大学院情報学環特任教授)を開催し、AIネットワーク化に関する社会的・経済的・倫理的・法的課題について検討を行っています。
 今般、同会議において、「報告書2021」が取りまとめられましたので、公表します。
1 経緯等
 総務省情報通信政策研究所は、平成28年 10月から、社会全体におけるAIネットワーク化の推進に向けた社会的・経済的・倫理的・法的課題を総合的に検討することを目的として、マルチステークホルダの参加を得て「AIネットワーク社会推進会議」を開催し、平成29年7月には「国際的な議論のためのAI開発ガイドライン案」を、令和元年8月には「AI利活用ガイドライン」を策定・公表してきました。また、昨年7月には、AIの開発者やサービスプロバイダ、ビジネス利用者、消費者的利用者等に対するヒアリングを通じて把握した取組等を取りまとめた「報告書2020」を公表しました。
 同会議においては、「報告書2020」の公表後も、「安心・安全で信頼性のあるAIの社会実装」のより一層の推進に向けて、引き続き、研究者や事業者等におけるAIの社会実装に関する意欲的・先進的な取組に係るヒアリング等を行ってきました。今般、ヒアリング等により収集した取組事例や新型コロナウイルス感染症対策としてのAI利活用の展望に関する検討等を踏まえ、「報告書2021」を取りまとめましたので、公表します。
今後も、「安心・安全で信頼性のあるAIの社会実装」の推進に向けた取組を進めてまいります。
2 報告書の概要
 ヒアリング等を踏まえ、次の事項等について取りまとめを実施。
 (1) AIネットワーク化をめぐる最近の動向
 (2) 新型コロナウイルス感染症とAI利活用
 (3) 「安心・安全で信頼性のあるAIの社会実装」の推進の取組

 

報告書

本体:[PDF] 「報告書2021」

20210807-65858

目次です。。。

はじめに

第1章 AIネットワーク化をめぐる最近の動向
1. 国内の動向
2. 海外の動向
3. 国際的な議論の動向
4. 国際シンポジウム「AIネットワーク社会フォーラム」

第2章 新型コロナウイルス感染症とAI利活用
1. 新型コロナウイルス感染症の感染拡大を踏まえたAI利活用の展望
2. 新型コロナウイルス感染症への対応におけるAI利活用に関する国際比較
3. 今後の取組

第3章 「安心・安全で信頼性のあるAIの社会実装」の推進の取組
1. ヒアリング等の概要
2. ヒアリング等における発表・意見交換のポイント
3. 今後の取組
4. 各事業者等における取組の概要

結びに代えて

<別紙1> 「AIネットワーク社会フォーラム」の概要
<別紙2> 新型コロナウイルス感染症とAI利活用(詳細)
<別紙3> 「安心・安全で信頼性のあるAIの社会実装」の推進の取組(詳細)
<別紙4> AIネットワーク社会推進会議及びAIガバナンス検討会構成員一覧

 

概要:[PDF] 「報告書2021」概要

20210807-70024

 

報告書2021資料

 

参考リンク

● 総務省 - AIネットワーク社会推進会議

 

 

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