米国GAO サイバー保険の加入率も保険料率も上昇?
こんにちは、丸山満彦です。
日本でもサイバー保険が一般的になってきたようにも思います。保険は事故が起きた時のキャッシュフローのボラティリティを平準にするという機能ですので、十分に資金がある組織や個人では入る必要がない場合も多いかと思います。
さて、サイバー事故の増加に伴い、サイバー保険は米国でも加入率が伸びているようですが、同時に保険金支払額の増加もあり、保険料率も上がっているようですね。。。
● U.S. Government Accountability Office: GAO
・2021.05.20 Cyber Insurance: Insurers and Policyholders Face Challenges in an Evolving Market
保険料率の変化(上)と加入率(下)
報告書
・[PDF] Full Report
・[PDF] Accessible
・[PDF] Highlights
■ 参考
● まるちゃんの情報セキュリティ気まぐれ日記
英国でもサイバー保険加入会社は増えているようですね。。。↓
・2021.03.26 英国 デジタル・文化・メディア・スポーツ省 「サイバーセキュリティ侵害調査報告書2021」
サイバー保険会社のリスク管理について。。。↓
・2021.02.16 ニューヨーク州金融サービス局(NYDFS)サイバー保険リスクフレームワーク (保険通達2021年第2号)at 2021.02.04
ランサムウェアの身代金を保険がカバーした場合は制裁リスクがある。。。↓
・2020.10.03 米国財務省は金融機関等にランサムウェアの支払いを勧めた場合の制裁リスクを強調する勧告を出していますね。。。
日本でのサイバー保険の走り。。。↓
・2012.05.20 紹介(≠勧誘)w サイバー攻撃保険?
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