« 欧州データ保護委員会 (EDPB) コネクテッド・カーおよびモビリティ関連アプリケーションにおける個人データの処理に関するガイドラインの最終版を公表 | Main | U.S. GAO CISAに対して組織変革を確実に遂行するために11の勧告をしたようですね。。。(CISAも同意済み) »

2021.03.16

NISC サイバーセキュリティ研究・産学官連携戦略 ワーキンググループ最終報告〜研究開発の国際競争力を躍進させる 産学官エコシステムの構築〜

こんにちは、丸山満彦です。

内閣官房サイバーセキュリティセンター(NISC) 「サイバーセキュリティ研究・産学官連携戦略 ワーキンググループ最終報告〜研究開発の国際競争力を躍進させる 産学官エコシステムの構築〜」が公表されていますね。。。

● NISC - 研究・産学官連携戦略ワーキンググループ

・2021.03.12

・[PDF] サイバーセキュリティ研究・産学官連携戦略ワーキンググループ最終報告(概要)

20210316-04925

・[PDF] サイバーセキュリティ研究・産学官連携戦略 ワーキンググループ最終報告〜研究開発の国際競争力を躍進させる 産学官エコシステムの構築〜

・[PDF] ワーキンググループ最終報告内容に係る将来のフォローアップに関して

・[PDF] 議事概要(第9回)

・[PDF] 中間報告からの最終報告の見え消し版

 

目次
第1章 はじめに
1.1
経緯及び背景
1.2
研究開発戦略や研究・技術開発取組方針との関係

第2章 我が国の研究コミュニティの状況を踏まえた推進方策
2.1
研究分野の国際動向と特徴
2.2
人に投資すべき
 2.2.1
博士課程学生
 2.2.2 リサーチアシスタント(RA)経費の有効活用と上限柔軟化
 2.2.3 社会人を含む博士課程進学の様々な形態
 2.2.4 次世代にとってのキャリアパスの魅力向上とキャリア形成支援

2.3
産学官連携の可能性
 2.3.1
研究費を人に投入する相応規模の産学共同研究
 2.3.2 ベンチャー起業
 2.3.3 共同研究強化のためのガイドライン

2.4
研究コミュニティ全体の発展
 2.4.1
ファンディングの活用
 2.4.2 科学的基礎の構築
 2.4.3 プロシーディング論文を含む柔軟な研究実績の評価
 2.4.4 国際交流・国際展開
 2.4.5 最先端の研究活動のための取組

第3章 我が国の強み・ポテンシャルと重点的な強化に向けて
3.1
我が国の強みとポテンシャル
3.2
重点的な研究領域
3.3
取り組むべき研究構想の具体例
3.4
取り組むべき産学共同研究構想の具体例

第4章 むすびと今後の展望

-----

 

 

-----

私は学生時代、基礎的な研究をしたいと思っていました(結局は大学院を中退するのですが・・・)。基礎的な研究の上に様々な応用研究が行われ、それが産業に発展していくことがあるが、基礎的な研究をしている段階ではどのような応用研究がこの先産まれていくかは、正確にはわからない。だから、基礎的な研究のほとんどは無駄に終わるだろう。しかし、そのような基礎的な研究の積み重ねがなければ応用研究は産まれない。。。また、どのような基礎的な研究がその後の応用研究に活用される可能性が高いかは、その道で研究を積みつつその他の分野にもある程度明るい人でなければわからない。つまり、他人から見たらほとんどは理解されないだろうということです。

そう考えて基礎的な研究をしたいと考えていたし、大学の先生がそういうスタンスだったので、それが当たり前の考え方だと思っていたのですが、社会に出るとそうでもないかもと思うようになり、事業仕分けとか、経済学者が研究分野に口を突っ込んでき始めた段階で、この国の研究活動の先は暗いなぁと感じました。

この報告書では危機感から始まっていますが、もう手遅れだと思います。暗号分野では日本人の活躍が一定あるようなことを書いていますが、次世代暗号技術について日本の提案は採用されなかったという話も聞きました。10年ほど前に終わった話なので、今から取り返すためには、他国の2倍以上の投資をしていかないといけないような気もしますが、そういう覚悟は聞こえてこないように感じます。

いつかのように、「竹槍でB29を撃ち落とせ」という感じで指揮官は安全な場所であぐらをかき、現場に発破をかけ、うまくいかなかったら、「努力がたらん。あいつらは何をしているんだ」みたいな感じで現場のせいにしていくのかもしれませんね。サイバーセキュリティ分野に止まらず、全体としてこの国の将来はどうなるのでしょうね。。。私もできるところで努力はしますが・・・

...

 

 

 

 

|

« 欧州データ保護委員会 (EDPB) コネクテッド・カーおよびモビリティ関連アプリケーションにおける個人データの処理に関するガイドラインの最終版を公表 | Main | U.S. GAO CISAに対して組織変革を確実に遂行するために11の勧告をしたようですね。。。(CISAも同意済み) »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



« 欧州データ保護委員会 (EDPB) コネクテッド・カーおよびモビリティ関連アプリケーションにおける個人データの処理に関するガイドラインの最終版を公表 | Main | U.S. GAO CISAに対して組織変革を確実に遂行するために11の勧告をしたようですね。。。(CISAも同意済み) »