日本の監査基準改訂内容がほぼ決まったようですね。。。企業会計審議会総会・第7回会計部会 議事次第
こんにちは、丸山満彦です。
本日開催される金融庁の「企業会計審議会総会・第7回会計部会 議事次第」が公開されています。2020.09.29の企業会計審議会監査部会(第48回)で承認された監査基準の改訂案も資料としてありますから、おそらく確定するのでしょうね。。。
今回の資料の中で興味深いのが[PDF]「資料3最近の国際監査基準の策定動向」ですね。。。。
「国際監査基準における主な改訂」を読めば、今回の改訂の背景とか分かりやすいですね。。。ISQC, ISQM関連の資料を見ればこれからどのようにしようとしているのかがなんとなく見えてきますかね。。。
参考1を鑑みると、監査基準の設定主体をどのようにすべきかを検討していくのでしょうかね。。。参考2は、英国、ドイツでの監査の失敗とその対応事例ですが、監査法人への規制の強化について、日本でも検討されていくのでしょうかね。
# | 頁 | 表題 |
1 | 最近の国際監査基準の策定動向 | |
2 | 1 | 国際監査基準における主な改訂 |
3 | 2 | ISQC1及びISA220の改訂の経緯 |
4 | 3 | ISQM1の主な改訂内容 |
5 | 4 | ISQM2、ISA220の主な改訂内容 |
6 | 5 | 日本の品質管理を巡る状況(公認会計士・監査審査会検査) |
7 | 6 | 日本における品質管理基準の策定の経緯 |
8 | 7 | 監査に関する品質管理基準のポイント(平成17(2005)年10月28日企業会計審議会総会資料) |
9 | 8 | ISQC1と日本の品質管理基準等 |
10 | 9 | (参考)日本の監査に係る基準と国際監査基準 |
11 | (参考1)監査に係る国際的な基準設定主体のガバナンス改革 | |
12 | 1 | 監査に係る国際的な基準設定主体のガバナンス改革 |
13 | 2 | 監査に係る国際的な基準設定主体のガバナンス改革の概要 |
14 | (参考2)会計・監査を巡る諸外国における動向 | |
15 | 1 | 英・カリリオン社事案とその後の議論の経緯 |
16 | 2 | 監査の信頼性確保に向けた英国の取組み |
17 | 3 | 英・FRC による「大手会計事務所に監査業務部門の分離」要求 |
18 | 4 | 独・ワイヤーカード社の破産について |
19 | 5 | 独・ワイヤーカード社を巡る動向 |
20 | 6 | 独財務省による会計監査等に関するアクションプランの概要 |
● 金融庁
・2020.11.06 企業会計審議会総会・第7回会計部会 議事次第
日時:令和2年11月6日(金)14時30分~16時30分
場所:中央合同庁舎第7号館 9階 共用会議室3
1.開会
2.監査基準の改訂等
3.最近の会計監査・会計基準を巡る主な動向
4.閉会
配布資料
資料1-1企業会計審議会令(平成30年改正反映後)
資料1-2企業会計審議会議事規則(新旧)
資料2-1監査基準の改訂に関する意見書(案)
資料2-2中間監査基準の改訂に関する意見書(案)
資料2-3コメントの概要及びコメントに対する考え方
資料2-4監査基準(抄)新旧対照表
資料2-5中間監査基準(抄)新旧対照表
資料3 最近の国際監査基準の策定動向
資料4-2新型コロナウイルス感染症の影響を踏まえた企業決算・監査等への対応に係る連絡協議会について【別紙】
資料5 会計基準を巡る変遷と最近の状況
資料6 企業会計基準委員会(ASBJ)の活動(企業会計基準委員会)
資料7 国際会計人材の育成の取組み(公益財団法人財務会計基準機構)
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