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2020.10.22

米国GAOのブログでDeepfakeが取り上げられていますね。。。

こんにちは、丸山満彦です。

米国のGAOのブログでDeepfakeが取り上げられています。Deepfakeの問題は色々なところで言われてきていますので、だいぶん世間にも知られてくるようになったと思います。

米国のGAOもDeepfakeの技術をかなり気にしているのだろうなということですね。。。

U.S. GAO - Watchdog

・2020.10.20 Deconstructing Deepfakes—How do they work and what are the risks? 

Deepfakeの利点として、

  • 映画などでの利用(俳優の若い頃の写真を利用する等)
  • ウェブ上での試着

などが挙げられていますね。。。

一方、Deepfakeのリスクとして挙げられているのは、

  • ポルノでの利用による人権侵害
  • 選挙への影響、心理戦への利用

などが、挙げられていますね。

人びとを守るために何ができるか?として挙げられているの、

テクノロジー会社によるDeepfakeを見破る技術の開発、利用者への教育等が考えられるとしていますね。

 

■ 参考

● U.S. GAO

・2020.02.20 SCIENCE & TECH SPOTLIGHT: Deepfakes

● まるちゃんの情報セキュリティ気まぐれ日記

・2020.10.12 欧州議会は「人工知能、ロボットおよび関連技術の倫理的側面の枠組み」を採択しましたね。。。

・2020.09.04 マイクロソフトがDeepfake検出ツールを発表してました。。。

2020.08.10 ディープフェイク作のNATO、CSET、パートナーシップ・オン・AI、GAOの報告書(展開前ですが・・・)

・2020.04.20 別人になりきってオンラインビデオ会議に参加できるオープンソースのディープフェイクツール「Avatarify」...

・2020.01.27 Deepfake

 

 


・2020.10.23 追加

インドのボンベイ高等裁判所も動いていますね。。。

DNA India
・2020.10.23 Bombay High Court seeks details on Telegram deepfake bots that create nude photos of women

Until recently Telegram app was considered to be safer than WhatsApp, but the deepfake revelation has raised a big question on the safety and security of social media platforms and apps.

 

 

 

 

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