読書感想文 「新型コロナウイルス対プライバシー-コンタクトトレーシングと法」 by 高橋郁夫先生、有本真由先生、 黒川真理子先生
こんにちは、丸山満彦です。
高橋先生等がこのタイミングで「新型コロナウイルス対プライバシー-コンタクトトレーシングと法」をKindleで出版しました。すごいスピード感です。しかも内容も濃いです。紙の本に換算すると約200ページとなります。
第1章は、コンタクト・トレーシングの仕組みについての復讐があります。
第2章は、世界のコンタクト・トレーシングの状況として、英国、米国、オーストラリア等を紹介しています。
第3章は、我が国のコンタクト・トレーシング・システムの導入についての課題等を整理しています。
となっております。
感染防止という公衆衛生とプライバシー保護のバランスをどのように取るのか?概念的には誰しも理解していることですが、今回、それを本気で考えないといけない状況になり、逃げられなくなりました。今後のことも踏まえると、きっちりと議論し、何か残しておくのは有益だと思います。そういう意味では、高橋先生の意見が第3章に乗っています。議論の出発点になると思います。。。
興味がある方は是非読んでみればと思います。(値段も超良心的な800円台。Kindle unlimited会員なら無料)
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