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2020.05.22

政府CIOポータル 第2回 接触確認アプリに関する有識者検討会合 開催

こんにちは、丸山満彦です。

コンタクト・トレーシング・アプリに関する有識者検討会合の第二回が開催されましたね。

政府CIOポータル - お知らせ

・2020.05.18 第2回 接触確認アプリに関する有識者検討会合 開催

仕様書案から目的の部分を・・・

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目的

本アプリケーション(以下「本アプリ」と記述)は、スマートフォンの近接通信機構(Bluetooth)を利用し、人と人との接触したことを検知、記録する。新型コロナウイルス感染症の陽性診断が確定した者(以下「陽性者」と記述)であることが判明した場合に、その本人の同意のもとで、その陽性者と一定期間内に接触が確認された者に対し通知を行う。

利用者は、スマートフォンを活用して、①日常において自らの行動変容を確認できると共に、②互いに誰とどこで接触があったのかは分からないよう、プライバシー保護と本人同意を前提に、自らが陽性者と接触した情報について、通知を受けることが可能になる。

接触が確認された旨の通知を受けた者自らが、国の新型コロナウイルス感染者等把握・管理支援システム(仮称)(以下「感染者システム」と記述)に登録することで、健康観察への円滑な移行、自らが接触通知を受けた際の行動変容、保健所の負荷の軽減等も期待できる。

なお、陽性者の状況の把握や濃厚接触に関する調査等については、別途厚生労働省で構築中の感染者システムで行われる。

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「接触確認アプリ及び関連システム仕様書(案)」に対するプライバシー及びセキュリティ上の評価及びシステム運用上の留意事項(案)の概要

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○ 本アプリが、プライバシー及びセキュリティ等の観点から安全なものであるかどうかを評価すると共に、その運用段階における留意事項を指摘するもの。
○ 評価の対象は、2020 年 5 月 17 日付の仕様書(案)。
○ 別途厚生労働省が構築している感染者システムについては、本評価書の対象としていない。

第1 本アプリのプライバシー及びセキュリティ上の評価
1.プライバシー
○ ①行政機関の保有する個人情報の保護に関する法律、及び②個人情報保護法適用の有無。
○ 法令に基づく義務の遵守に加えた、プライバシーに対する十分な配慮の必要性。

2.セキュリティ
○ 国の行政機関等が順守すべきセキュリティ基準。
○ スマホ端末のアプリに関するセキュリティ対策

第2 本アプリの運用上の留意点
1.透明性
○ 仕様書等の公開
○ ユーザーへの通知公表

2. インクルーシブネス(包摂性)
○ 分かりやすい操作
○ 多言語対応
○ 未成年や高齢のユーザーの代理登録
○ ユーザーの差別の防止
○ 相談窓口の設置

3.使用目的の限定
○ 目的外利用の禁止
○ 本感染症終息後のサービス停止

4. 検証
○ 内部検証
○ 有識者検討会等の評価
○ 仕様書の大幅な変更

5. 調整事項に関する留意事項
○ 調整事項1について
○ 調整事項2について

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Logo

 

仕様書の目次案

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第1編 総論
1. 目的
2. 前提条件
3. システムの基本的な考え方
4. 概要
5. アーキテクチャと本仕様の範囲
6. アプリケーション詳細
7. 本アプリで定義、使用する識別子
8. スケジュール
9. 体制
10. 用語集

第2編 仕様(要件定義)
第1章 機能要件の定義
1. 機能に関する事項
2. ファイルに関する事項
3. 外部インタフェースに関する事項

第2章 非機能要件の定義
1. ユーザビリティ及びアクセシビリティに関する事項
2. システム方式に関する事項
3. 規模に関する事項
4. 性能に関する事項
5. 信頼性に関する事項
6. 拡張性に関する事項
7. 上位互換性に関する事項
8. 中立性に関する事項
9. 継続性に関する事項
10. 個人情報保護に関すること
11. 情報セキュリティに関する事項
12. 情報システム稼働環境に関する事項
13. テストに関する事項
14. 運用に関する事項
15. 保守に関する事項
16. 関連ドキュメントの整備

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