IPA 「2010年度 自動車の情報セキュリティ動向に関する調査報告書」の公開
こんにちは、丸山満彦です。IPAが「2010年度 自動車の情報セキュリティ動向に関する調査報告書」を公開していますね。。。
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本調査では、自動車の情報セキュリティ上の脅威を低減させるために4つのポイントをまとめました。
1.車載ソフトウェアの高機能化に伴い顕在化する、脆弱性への対策
2.スマートフォン等を介し、外部から自動車へのアクセスが可能となる場合の危険性の認識
3.自動車内部の車載システム間の相互通信時のセキュリティの確保
4.電気自動車について、エンジン車に比べて増加する脅威の検討
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とのこと。。。
■IPA
・2011.04.26 「2010年度 自動車の情報セキュリティ動向に関する調査報告書」の公開
・2011.04.26 「2010年度 自動車の情報セキュリティ動向に関する調査」報告書の公開 ~6件のセキュリティ上の脅威(問題点)を分析~
●「2010年度 自動車の情報セキュリティ動向に関する調査」
目次です。。。
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1 はじめに
1.1 2009年度までの成果
1.2 本報告(2010年度版)の概要
1.3 略語
2 自動車の制御系システムの情報セキュリティ対策
2.1 OBD-IIとCANの利用状況と課題
2.2 イモビライザー関連の動向
2.3 車載LANにおける無線接続の利用と課題
2.4 自動車の脆弱性事例に関する深刻度の評価
2.5 日本におけるチューニングツールの利用状況と課題
2.6 欧州のEVITAにおけるハードウェアセキュリティモジュールの技術内容と活用方法
3 電気自動車(EV)に関する脅威と対策
3.1 対象とするEV
3.2 電池およびその周辺装置のシステム構造
3.3 EVITAにおけるEVモデルの定義と情報セキュリティ対策
3.4 EVへの脅威の深刻度
3.5 EVでのプローブ情報の収集、利用状況
3.6 プローブ情報に関するプライバシ情報としての取扱いの課題
4 関連団体の動向
4.1 国土交通省のOBD-II活用普及ガイドライン
4.2 EVITAによる他団体との連携活動
4.3 自動車技術会(JSAE)の標準化活動
4.4 ISO TC204(ITS)内WG
5 まとめ
5.1 提言
5.2 今後の課題
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・委員名簿
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