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2011.01.01

IT・デジタル特集 2011

 こんにちは、丸山満彦です。。。。元旦の日経新聞の第二部です。
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人間とIT(情報技術)との距離が縮まりそうだ。IT機器はお年寄りや子供でも使いやすい姿に変化が進んでいる。家庭用ロボット研究など次世代技術研究も「使いやすさ」が重要なテーマになっている。人間の脳と直接つないで操作する技術も進んでいる。どこからでもネットにアクセスできる”ユビキタス社会”が実現したいま、その恩恵にあらゆる人々が享受できる環境整備が進みそうだ。
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 とのことです。。。くわしくは新聞で・・・ということで、気になった部分 だけ・・・


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■01面 ユビキタス化の恩恵 万人に
■02面 クラウドの導入が加速
■03面 医療・教育現場で効率化実現
■05面 スマートフォン、外出先で活躍
■07面 無線通信の覇権争い火ぶた
■11面 家電がどんどん進化
■13面 インターネット、楽しく便利に
■14面 日進月歩の環境技術
■15面 省エネの重要性高まる
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【過去の今日】
・2010.01.02 IT・デジタル特集 2010
・2009.01.02 IT・デジタル特集
・2008.01.01 テクノロジー新世紀特集
・2007.01.02 IT・デジタル特集 2007
・2006.01.02 2006 デジタル事情
・2005.01.01 2005年 ITデジタル事情

 


■01面 ユビキタス化の恩恵 万人に

●人とロボット 共生をめざして

・人間とロボットのコミュニケーション 当面は人間が与えたプログラムで動くのでしょうが、そのうちロボット自体が学習しプログラムを追加していくことが想定できますなぁ。。。そうなったら、人間のコントロールがますますできなくなりますなぁ。。。
・なんでも、脳の血流を測定して、その変化によってロボットを動かすことができるようになっているそうな。別に脳でせんでも、Aという部位の血流や脳波をある程度意図的に変化させるんやったら、ええわけどすな。ある意味、念力のようにして、物を動かすことができるわけや。人間の神経をITネットワークに変えるっていうわけや。子供のころから訓練したらそれなりに使いこなせるようになるやろなぁ。。。ええことがどうか知りまへんけど。。。
・iPadは「ほとんど事前の設定作業なしに使え、・・・」となっていますが、誰でも使えるものは安全でないといけまへんで。。。でないと、誰でも使えるからと使えば使うほど、危険な状態になってしまうさかい。。。


■02面 クラウドの導入が加速

●IaaS型 国内施設完成、安心感アップ

・企業にとって重要な情報を第三者に預けることになるわけです。お金を自社の金庫から銀行の金庫に預けるようなもんですわ。。。そう考えると、これからどのような社会制度が必要となってくるのか。。。

●SaaS型 会計基準対応が商機
・データのみならずシステム(つまり業務プロセスの基盤)まで、外部に委託するということがどのようなことかを考えて委託せなあきまへんぇ。絶対あかんということではのうて、起こりうるシナリオを考えて備えておくことが肝要やということやなぁ。。。対応できへんのやったら、やっぱり外部に委託しておかへんというのも対策として考えておかなあきまへんなぁ。。。

●プライベート型 ソフト会社が続々参入
・グループ企業全体でITコスト削減をするために取り組むのは、ええことやと思う。コスト競争力を高めるためにはグループ内の政治をうまく制する必要がありますなぁ。。。技術論よりも政治論や。。。


■03面 医療・教育現場で効率化実現 クラウド 活躍の場広がる ・インダストリー特化ではなく、サービス特化で仕事をしている関係、いろいろなインダストリーの会社と仕事をさせてもらえるわけですが、医療、教育、自治体というのはマネジメント力が弱いように感じますなぁ。。。マネジメント力が弱い会社はIT活用度も低いように思いますわ。。。上場をめざせないからかなぁ。。。

●医療 機器管理 投資抑え効率化
・金融、通信、医薬・医療といった規則が厳しいインダストリーでは、コンプライアンス目的のソフトのニーズは高いと思いますが、今後は開発型からSaaS型へとなるでしょうね。。。せやけど、SaaSを提供する企業は、覚悟を決めて商売をせなあきまへんやろなぁ。。。途中でやめると社会的にも大変なことになるさかい。。。

●教育 大学のソフト 家でも利用
・教育機関はIT化に力を入れているところと、そうでないところと割りとはっきりしているように思えますわ(あまり根拠ないけど)。。。でも、全体としては気になるところがありますなぁ。。。Gメールを導入した大学の人とパネルディスカッションをしたけど、経営陣はあまりリスクについては導入時に検討してへんかったように感じたわ。。。

●自治体 財政難、普及を後押し
・韓国では230の全自治体が共通の情報システムを利用していると書いている。。。自治体がクラウドを利用しだすと、地場のIT業界で大失業が起こるような気がしまへんか。。。それはしゃーないということにするんかなぁ。。。それともやっぱり困るから、地場のIT業界にも(ひょっとしたら不必要かもしれへんけど)お金が落ちるモデルを考えるんやろか。。。


■05面 スマートフォン、外出先で活躍

●タブレット型 融資案件入力審査を迅速に

●スマートフォン 社内ネットワークと連動
・タブレット型やろが、スマートフォン型やろが、PC型やろがリスクは考えなあかん。

●シンクライアント 在宅勤務の見方 出社せずシステム復旧作業
・USBメモリーにソフトを入れてそれを使えば、家のパソコンから会社の業務ができるようになるわけや。。。そのUSBメモリー、なくされへんなぁ。。。


■07面 無線通信の覇権争い火ぶた

●UQコム、WiMAX共同戦線 地域事業者と相互接続

●ドコモが次世代携帯「LTE」 5~10倍に速度向上

●携帯と無線LAN、携帯とWiMAX 通信手段 使い分け浸透へ
・無線や携帯電話の通信速度が上がるのはええねんけど、たとえば、実家はまだ、WiMAX入れへんし、そういう地域格差っていうのはどのように対応したらええねんやろか。。。


■11面 家電がどんどん進化 新顔家電続々

●高級コンパクト デジカメ 高解像度のプロ仕様

●ブルーレイ新規格 連ドラ11話 1枚に録画

●「アンドロイド」搭載TV ネット機能 パソコン並み
・家電製品がどんどんネットにつながっていくということは、TVもPCと同じということやから、セキュリティ対策もせなあかんということやで。。。で、それは開発者も売る人も利用者もということやと思いますわ。。。


■13面 インターネット、楽しく便利に

●移動距離、ゲームの特典に
・端末の位置情報や入力した言語情報から、情報提供できるようになると利用者にも便利だろうという話だが、プライバシーの問題がでてくるでしょうね。。。

●SNSの友人と「お薦め」簡単共有
・ゲームでコミュニケーションの話もありますね。。。ただ、やっぱり大人のコミュニケーションとしてはいまいちかもしれへんわ。。。

●テレビ番組の無料配信拡大
・コンテンツビジネスは構造変化が考えられるやろなぁ。。。今まではスポンサーを見つけて資金的な目途をつけてから制作という流れが多かったんやろうけど、制作側がリスクをとって作品を作り、それを配信会社に売っていくという流れが増えていくんやろなぁ。。。制作側がリスクをとれへん場合は、代理店などがリスクをとるようになるやろなぁ。。。いずれにしても、よいコンテンツを作れないと商売はでけへんし、本当に良いコンテンツを作っていれば商売になる。。。


■14面 日進月歩の環境技術

●事務機 機能ごとに通電制御

●データセンタ コンテナ型導入 空調電力4割減
・発熱量を下げれば、発熱を抑えるための冷房電力も減少できる。。。

●リチウムイオン電池 フル充電で200㌔走行


■15面 省エネの重要性高まる

●スマートグリッド 低炭素社会の基本インフラ
・プライバシー問題・セキュリティ問題もセットで議論せなあかん問題。。。

●LED照明 蛍光灯の交換需要に照準
・白色や青色のLEDは、目が痛くなるから、ほんまにあかんわ。。。みんな、そんなことないんやろか。。。

●白物家電 最先端部品搭載相次ぐ

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Comments

丸山 様

夏井です。

ユビキタスに脳(思考や感情など)を遠隔操作されてしまう時代がまもなくやってきますね。

加えて,現実にこれから数年の間に訪れるであろう時代の様子は,現在の新聞などによって予想されているよりももっと高度な技術を駆使したもので,それだけに危険性の高いものです(公開の場でその詳細を述べることはできません。)。

それらは,まさにごく少数の者や自動処理プログラムによってユビキタスに集中管理可能なものです。

私が「トップが悪をなさないという保証など存在しない」ということをくどく何度も話題にしているのは,そのような時代が来ることを予見していたからです。ユビキタスに国民全部を支配可能な立場にある者が悪人ではないという保証は全くありません。そればかりか,その逆である確率はそうでない確率よりも高いかもしれません。

これはかなり怖い未来だと言えるでしょう。

現在指導的な立場にある人々が現時点でやるべきことははっきりしていると思います。しかし,問題は,それがわかっていても誰もできないということなのでしょう。

行き着くところまで行き着いて,いったん全崩壊してしまわないと誰も反対できないということなのかもしれません。

私は,幸か不幸か,どの企業や組織からも何ら影響を受けない自由なポジションにいますので,今後も自由に自分の意見を構成し,誰にはばかることもなくその意見を述べ続けることにします。普通の人にとってはばかるべき有力な組織や個人等は,明日は衰退・消滅しているかもしれません。それくらいとんでもない時代に入ってしまいました。

Posted by: 夏井高人 | 2011.01.03 at 15:48

夏井先生、コメントありがとうございます。

多数の人数から構成される集団において存在する複数の選択肢から少数の選択肢に集約する方法というのはいくつかあると思います。
 頭割りの多数決というのも一つですし、特定の人(たとえば、王など)が決めるというのも一つだと思います。

 それぞれの方法における長所と短所を見極めて対応することが必要だと思います。

 これは、議論を深める必要があると思います。。。

Posted by: 丸山満彦 | 2011.01.04 at 01:07

丸山 様

夏井です。

特定の君主(または独裁者)が不確実であることは歴史が何度も証明しちゃっているので,よりベターな選択肢として民主制が採用されているのだと思います。民主制は必ず衆愚制に移行してしまうので,それ自体としてはあまりよくない制度なのですが,特定の支配者による弊害よりはちょっとマシという程度のことです。

さて,少数のエリートに支配が移行した場合,これまでの歴史が証明するところによれば,必ずそのエリート層だけの利益がはかられるように暗黙の談合のようなものが形成されることになります。社会が階層化されてしまうわけですね。いわば,電子貴族階級の誕生です。現実には,お金をもっている旧貴族階級(ハプスブルグ家など)がそのエリート層のパトロンになって支配することになるでしょうから,よく考えてみると,貴族制が復活することになるでしょう。

この場合,衆愚制よりも弊害が多いかもしれません。

必然性のない集中処理を禁止する方向で世界が動かなければなりません。

やはり,プルーラリズムのほうがモノポリーよりはベターです。

私見と異なる考えもあるでしょうけど,私見と異なる考えの人の大半は,アプリオリに「自分は支配する側だ」と勝手に断定してしまっていることが圧倒的に多いです。そのような断定には,何らの根拠もありません。そう思い込んでいるだけです。そこで,そのように思い込んでいる人を集め,一方的に支配される側の立場に強制的に置いて数年間暮らさせた上で,それでもそのような言説を維持するかどうか実際に実験してみたいところです。

Posted by: 夏井高人 | 2011.01.04 at 09:31

夏井先生、コメントありがとうございます。やっぱり、民主制がいいですか。。。もうちょっとグラデーションもあるのかとちょっと調べていたんですが、(雰囲気で申し訳ないけないのですが、)被支配層にとって好ましい独裁政治というのはほとんどないですね。。。ほぼない。。。有名な王政時代もあるが、それは極めて例外。
 少数の賢人による相互けん制政治というのもありえるのかと思ったけど、三人寄れば派閥ができるということで、これまた殺し合いに発展し、無理のように感じました。
 少数の支配者(たとえば貴族社会)の場合は、派閥ができて殺し合いをしたり(その結果、多くの民が巻き添えになる)、表向きの支配者と裏の支配者を使い分ける間接支配ということが多いように思います。
 ということで、民主制しかないのかなぁと私も直感的には感じています。

 ということを仮に前提とした場合は、やはり少数の者が情報等を握り権力を行使できてしまう社会構造というのは問題となりますよね。。。

 富の集中と同様に情報の集中による社会的な弊害は民主制を維持するのであれば、もっと議論されたほうがよさそうですね。。。

Posted by: 丸山満彦 | 2011.01.04 at 10:11

丸山 様

夏井です。

ルノーの幹部が企業秘密を外部に漏らしたらしいということで話題になっているようですね。

これまで発覚した大事件の多くが,経営陣(幹部)または管理職従業員が関与したもので,機械的業務に従事する末端の従業員によるものは金額ベースではたいしたことがありません。

つまり,監視の対象とすべきなのはむしろ経営陣であることになります。

しかし,「神の神はいない」。

だから,現在のマネジメントシステムは行き詰まってしまうわけです。

経営陣は「悪をしない」という前提でマネジメントを考えるのはそろそろやめにしたほうがよさそうです。全く新しい発想でものごとを考えましょう。

Posted by: 夏井高人 | 2011.01.07 at 13:09

夏井先生、コメントありがとうございます。
神の神はいないんですよね。。SOXで内部統制は、会社の細かいプロセスのチェックをさせるようなイメージとなっていますが、COSOやSOXのきっかけは経営者不正なんですよね。。。現場の不正なんて、高々知れてるんですよね。。。


経営者には悪さをする人もいる前提、これは普通の感覚として必要です。
(ちなみに人ごとではないのですが。。。)

Posted by: 丸山満彦 | 2011.01.09 at 08:30

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