セミナー日本弁護士連合会 クラウドのリスク・マネジメント
こんにちは、丸山満彦です。日弁連コンピュータ委員会が、2011.02.23に「クラウドのリスク・マネジメント」 - コンプライアンスの視点から - というセミナーを日弁連で開催するようです。。。
北海道大学の町村先生、あらた監査法人の岸さん、経産省の山田室長が講演しますね。。。
高橋先生のMIXIから。。。
=====
1 タイトル
「クラウドのリスク・マネジメント」
- コンプライアンスの視点から -
2 日時・場所
平成23年2月23日 午後1時より午後5時00分まで
場所 日本弁護士連合会 2階 講堂 日弁連クレオ
地下鉄 霞が関駅 直結
3 対象
IT部門担当者、企業の法務・コンプライアンス担当者、弁護士など
4 資料代
資料代(2000円)
5 趣旨
2010年は、国内でもクラウド・コンピューティングのメリット・デメリッ
トを認識し、導入するかどうかという議論が開始された一年であった。その結果
クラウドを導入するかが問題というよりも、何に、どのように導入するかという
ことが重要であることが広く認識されるにいたったように思われる。
今回のシンポジウムでは、このようなクラウド・コンピューティングに纏わる
種々のリスクを洗い出し、これへの対処、適切な導入・運用のためになすべきこ
とを考察しようとするものである。
6 内容
サイバー判例回顧 町村泰貴(北海道大学法学部法学研究科教授)
「クラウド・サービスの概念と導入」 加藤雅彦(日本クラウド・セキュリ
ティ・アライアンス)
「クラウド・コンピューティング利用に伴う種々のリスク」 吉井和明(コン
ピュータ委員会委員)
「クラウド・サービス利用におけるリスク評価と対応」岸 泰弘(あらた監査
法人 リスクコントロールソリューション部 代表社員)
「クラウドサービスのセキュリティとISMS」 山田 安秀(経済産業省 商務情報
政策局 情報セキュリティ政策室長)
パネルディスカッション
« セミナー JIPDEC 情報セキュリティ総合的普及啓発シンポジウム 「クラウド時代における政策及び情報セキュリティの側面」「クラウド時代におけるソフトウェア資産管理の側面」 | Main | 「企業財務会計士」について、採用や活用の状況について有価証券報告書などで開示を求めるのが金融庁の方針? »
Comments
高橋です
ご紹介ありがとうございます。
近日中に、日弁連HPでのアナウンスがされると思います。その際は、また、ご連絡します。
どのようなセキュリティリスクがあるかということを知識として知るという段階から、そのリスクを前提に、どの情報資産に対して、どのようにして、クラウドを導入していくか、という点にフォーカスするということにしてみました。
そのような問題意識というのは、ほかでは明確に打ち出されていないものであろうとおもっています。
Posted by: 高橋郁夫 | 2011.01.08 09:59
高橋先生、おもしろそうなテーマなので楽しみです。。。
(業務優先ですので、いけるかどうか未定ですが。。。)
Posted by: 丸山満彦 | 2011.01.09 08:31
やっと日弁連ホームページに載りました。
http://www.nichibenren.or.jp/ja/event/110223.html
みなさんふるっておいでください。
Posted by: 高橋郁夫 | 2011.02.01 16:04
高橋先生、連絡ありがとうございます!
いけるかなぁ。。。
丸山満彦
Posted by: 丸山満彦 | 2011.02.03 10:32
シンポジウム自体はみなさまのご支援で、大成功に終わりました。
ありがとうございます。
しかしながら、日弁連の執行部は、コンピュータ委員会を解散するという決断をしたようです。
力及ばず残念ですが、ここ数年のシンポジウムをみていただければ、コンピュータ委員会の果たした役割は、きわめて大きなものがあったと自負しております。現代社会を正面からとらえようとしない執行部につぶされるのは、きわめて残念です。
法やポリシーの観点から、情報社会に対応するためのベースを、ひとつ失っていくのではないかと思うと残念でなりません。
ただ、私としては、社会との関連性をないがしろにする弁護士コミュニティの性格が如実に現れた事象かと思います。
情報技術にかかわらずハイテク社会にともなって生じる法律問題などを現実的に検討・提案するコミュニティを喪失することは、ひとつの損失だろうと思います。ただ、このツケは、弁護士社会自体が払うことになるのでしょう。
Posted by: 高橋郁夫 | 2011.03.08 17:37
高橋先生、コメントありがとうございます。
=====
日弁連の執行部は、コンピュータ委員会を解散するという決断をしたようです。
=====
にわかには信じられない事態ですね。。。
コンピュータがもはや特殊ではないので、すべての弁護士がITの知識を普通にしっていて、各分野でIT特有の問題も普通に対応できるということであれば、問題ないのですが。。。
Posted by: 丸山満彦 | 2011.03.12 19:42
コンピュータ委員会の廃止が正式に決定されました。
今年のような形でのシンポジウムは、開催されないということになります。
現在、別の形での開催を模索しております。テーマと切り口は、これまた自信作ですので、こうご期待です。
コンピュータ委員会の良識ある路線が、執行部の路線と食い違うので、「いつも変なことをいっている」と認識されたというのが理由のようです。正確にはわかりませんが。
執行部は、監視と保全の区別がつかない人たちなので、路線が違うも何もないわけですが、日弁連というのはそんなものです。
http://www.moj.go.jp/content/000073750.htm
Posted by: 高橋郁夫 | 2011.05.13 18:08
高橋先生、コメントありがとうございます。正しいことをしていれば、いつかわかってもらえることになると思っております。。。
Posted by: 丸山満彦 | 2011.05.14 08:38