政府の公式文書でクラウドという言葉を使うのはやめたほうがええかもしれへんなぁと思った
こんにちは、丸山満彦です。ちょっといろいろな文書を読んでいて思ったのですが、クラウドという言葉はあまりにも抽象的で概念的なのに、具体的な対策にそういう言葉を使うと書き手と読み手で意味が変わっていないのかなぁ・・・という心配があります。
概念的な話をしているときはともかく、具体的な対策などの話をしているときに、クラウドという言葉を単独で使うとよくないと。。。
そう思いましたが、皆様はいかがでしょうか?
Comments
丸山 様
夏井です。
米国政府機関の定義を流用した日本国政府公式見解的な説明書を作成し,政府行政機関としてはそれ以外の意味では用いないというルールにすれば良いのではないでしょうか?
Posted by: 夏井高人 | 2010.05.13 10:32
夏井先生、コメントありがとうございます。使わないというのはちょっと乱暴でした。使うなら、定義をちゃんとして使うべきですよね。パブリッククラウドと使えというのは「外注しろ」というようなもので、そういう言い方をしたら、「えっ?」って思う人も多いと思うが、「クラウドを使う」といったら、「せやせや」となるのはよくないです。。。
Posted by: 丸山満彦 | 2010.05.14 08:50
用語として「クラウド」を使うのであれば、定義が必要です。ある時点において各個人でも想定するものが違うわけですし、時の変位と共にその意味するところも変わってくるからです。ですから、「ここでは(1)xxxx, (2)xxxxxx, (N)xxxxx をクラウドxxxxxと定義する」とか。
原理主義は嫌いですが文章として残るものであれば、読み手に正確に理解してもらう工夫が必要かと
Posted by: shita | 2010.05.14 23:39
shitaさん、コメントありがとうございます。多くの人と議論をする際に言葉の定義をそろえておかないと意見がすれ違うので、定義をちゃんとしないといけませんよね。
Posted by: 丸山満彦 | 2010.05.16 08:20