« 経済産業省 確定 営業秘密管理指針 | Main | 45%の米国IT専門家は「クラウドコンピューティングはメリットよりリスクの方が大きい」と考えている »

2010.04.10

3D映像の安全指針の規格を国と業界で。。。

 こんにちは、丸山満彦です。ちょっと情報セキュリティではないのですが、安全、セキュリティという意味で取り上げます。。。3D映像の安全指針の話です。。。
 朝日新聞に3D映像の安全指針の規格を国と業界で作るという話がありました。社会に浸透する前に安全について深く議論することは重要ですね。この業界というのは、「3Dコンソーシアム」のことだと思うのですが、2003年からコツコツと活動をしていたようです。素晴らしいことだと思います。恥ずかしながら知りませんでした。。。

 
■朝日新聞
・2010.04.10 3D映像に初の安全指針案 国と業界、規格作り
=====
テレビなどの3次元(3D)映像による体への悪影響を防ぐため、国と業界が協力して初の安全指針案をまとめた。経済産業省はこれをもとに検討委を設けて議論し、年度内にも国際標準化機構(ISO)に提案する。3D普及に向けた国際規格作りをめざす。
=====

たとえば、次のようなことがあるようですね。。。
=====
■3D映像の安全指針案(骨子)

【映像制作者向け】
 ・立体感を強調しすぎない
 ・2台のカメラの色や上下のずれを少なくし、撮影タイミングをしっかり合わせる

【メーカー向け】
 ・左右の映像が反対側の目に「もれる」割合を小さくする
 ・画面のちらつきを少なくする

【視聴者向け】
 ・画面が二重に見えたり疲れを感じたりしたら見るのをやめる
 ・顔を傾けず、画面の正面、適切な距離から見る
 ・子どもの視聴には特に気をつける
=====

3Dコンソーシアム
・2009.12.28 「3DC安全ガイドライン」改訂版発行のお知らせ

 ◎『3DC安全ガイドライン(2009年12月27日改訂)』(一般普及版)(pdf)
 ◎「視差アニメーション」(パワーポイント2002で作成)
 ◎「カメラ間隔計算表」(エクセル2002で作成)

|

« 経済産業省 確定 営業秘密管理指針 | Main | 45%の米国IT専門家は「クラウドコンピューティングはメリットよりリスクの方が大きい」と考えている »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



TrackBack


Listed below are links to weblogs that reference 3D映像の安全指針の規格を国と業界で。。。:

« 経済産業省 確定 営業秘密管理指針 | Main | 45%の米国IT専門家は「クラウドコンピューティングはメリットよりリスクの方が大きい」と考えている »