3D映像の安全指針の規格を国と業界で。。。
こんにちは、丸山満彦です。ちょっと情報セキュリティではないのですが、安全、セキュリティという意味で取り上げます。。。3D映像の安全指針の話です。。。
朝日新聞に3D映像の安全指針の規格を国と業界で作るという話がありました。社会に浸透する前に安全について深く議論することは重要ですね。この業界というのは、「3Dコンソーシアム」のことだと思うのですが、2003年からコツコツと活動をしていたようです。素晴らしいことだと思います。恥ずかしながら知りませんでした。。。
■朝日新聞
・2010.04.10 3D映像に初の安全指針案 国と業界、規格作り
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テレビなどの3次元(3D)映像による体への悪影響を防ぐため、国と業界が協力して初の安全指針案をまとめた。経済産業省はこれをもとに検討委を設けて議論し、年度内にも国際標準化機構(ISO)に提案する。3D普及に向けた国際規格作りをめざす。
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たとえば、次のようなことがあるようですね。。。
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■3D映像の安全指針案(骨子)
【映像制作者向け】
・立体感を強調しすぎない
・2台のカメラの色や上下のずれを少なくし、撮影タイミングをしっかり合わせる
【メーカー向け】
・左右の映像が反対側の目に「もれる」割合を小さくする
・画面のちらつきを少なくする
【視聴者向け】
・画面が二重に見えたり疲れを感じたりしたら見るのをやめる
・顔を傾けず、画面の正面、適切な距離から見る
・子どもの視聴には特に気をつける
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■3Dコンソーシアム
・2009.12.28 「3DC安全ガイドライン」改訂版発行のお知らせ
◎『3DC安全ガイドライン(2009年12月27日改訂)』(一般普及版)(pdf)
◎「視差アニメーション」(パワーポイント2002で作成)
◎「カメラ間隔計算表」(エクセル2002で作成)
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