二酸化炭素削減は本当に正義か???
こんにちは、丸山満彦です。情報セキュリティからはちょっとはずれますが、温暖化の話。温暖化防止(あるいは、スピードを減らす)ためには、二酸化炭素などの温暖化ガスを減らすことが必要、二酸化炭素を減らすためには、火力発電所を減らすことが必要。。。ということになるのでしょうが、それぞれの段階で本当に論理的に正しいのでしょうか???と思うときがあります。
たとえば、二酸化炭素を減らすために原子力発電所をどんどんとつくりましょう。。。ということには、???と思う方も多いように思います。
風力発電についても、マイナス面がありますね。。。
たとえば、このページ
景観の問題に始まり、人や動物に対する騒音問題、鳥などへの影響が考えられるようですね。さらに、風車を作り廃棄するまでの過程で排出される二酸化炭素と風車により節約できる二酸化炭素の量などなど。。。
風力発電にケチをつけるわけではないのですが、ブームになっていますが、ちょっと考えるほうがよいですね。。。
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Comments
こんにちは、内部監査人見習いです。
今日のテーマは、異色ながらも将来のことを考えると、とても気になるテーマですね。
エネルギー需給実績(経済産業省、4月15日発表)を見ると、一次エネルギーの供給は、石油・石炭で68%、原子力は10%でした。
(ちなみに、関西電力の発電量のうち、49%は原子力発電。)
そして、2008年度の総供給は、1990年度と比較すると、+15%。
家電やクルマの燃費など、個別には省エネが進んでいますが、総量としては年々増加しているんですね。
良くも悪くも、原子力発電を抜きにしては、考えられないエネルギー情勢。
目の前の問題(風力発電でいうと、騒音。)はもちろん、将来のことも視野に入れて、皆で考えたいですね。
Posted by: 内部監査人見習い | 2010.04.30 10:07
内部監査人見習いさん、コメントありがとうございます。感情に流されることなく、事実を明らかにし、適切な判断を行い、対応を考えることが重要だと思います。これは、内部監査の業務においても同じことですね。。。
Posted by: 丸山満彦 | 2010.05.01 13:27