JICPA 「IT委員会研究報告第31号「IT委員会報告第3号「財務諸表監査における情報技術(IT)を利用した情報システムに関する重要な虚偽表示リスクの評価及び評価したリスクに対応する監査人の手続について」Q&A」の一部改正について」の公表について
こんにちは、丸山満彦です。日本公認会計士協会が「IT委員会研究報告第31号「IT委員会報告第3号「財務諸表監査における情報技術(IT)を利用した情報システムに関する重要な虚偽表示リスクの評価及び評価したリスクに対応する監査人の手続について」Q&A」の一部改正について」を公開しています。
J-SOXブームも終わり、これから落ち着いて内部統制の効率化などに粛々と取り組みチューニングしていくことが重要だと思います。
なお、Q&Aに追加された項目は5つです。。。
■日本公認会計士協会
・2010.03.11 「IT委員会研究報告第31号「IT委員会報告第3号「財務諸表監査における情報技術(IT)を利用した情報システムに関する重要な虚偽表示リスクの評価及び評価したリスクに対応する監査人の手続について」Q&A」の一部改正について」の公表について
●新旧対照表
●本文
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Q27:仕訳テストを実施する際にCAATを利用したほうがよいのは、どのような場合でしょうか。
Q28:企業が、新規にパッケージ・ソフトウェアを導入した場合、監査人はその計算処理の妥当性等につ
いて検証する必要がありますか。
Q29:システムから出力された延滞債権リストや滞留在庫リストを利用する場合に留意すべき事項につい
て教えてください。
Q30:「自動化された業務処理統制等」について、前年度からの変更がないことを確かめる監査手続につ
いて教えてください。
Q31:システム開発や運用を外部委託している場合、受託会社から独立監査人の報告書が入手できない
ときのリスク評価手続はどのようにしたらよいでしょうか。
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財務報告基準だけでなく、監査基準も国際監査基準に収れんしていきますね。。。
【参考】
●日経BP 内部統制.jp
・2010.03.18 「監査報告書がない委託先の内部統制をどう評価するか」、日本公認会計士協会がQ&A改定
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