パブコメ デジタル・フォレンジック研究会 「証拠保全ガイドライン」
こんにちは、丸山満彦です。NPOデジタル・フォレンジック研究会が「証拠保全ガイドライン」について意見募集をしていますね。。。こういうのが今まで日本語ではあまりなかったのでよいですね。。。
でも、文章が箇条書きすぎるかなぁ。。。
あと、作業手順なのか、留意事項なのかがもう少しわかりやすくなっているとよいですなぁ。。。
っというようなことも意見募集すればよいのですね。。。2月19日までです。。。
あっ!文章をコピーできないじゃないですか・・・
■NPOデジタル・フォレンジック研究会
・2010.02.01 「技術」分科会WG作成「証拠保全ガイドライン(案)」の意見募集について
●意見募集用「証拠保全ガイドライン 第1版(案)」(目次・趣旨・本編・付録)
Comments
丸山 様
夏井です。
読んでみました。
全面的に反対です。
その理由は,法律用語と紛らわしい用語が満載されており,意味不明になってしまっているところがあまりにも多いことです。そもそもタイトルである『証拠保全』も,このガイドライン(案)のタイトルとしては使用禁止だと思います。法制度としての証拠保全との混同を招き,社会的害悪が大きすぎます。
その分野を専門とする法律家だけのメンバーで表現の再検討をし,完全に改訂すべきでしょう。技術系の執筆者は,法律家の判断に従うべきです。技術を製品の中にインプリメントするのではなく,方式または手法を社会の中でオペレーションするという文脈の話題なので,それ自体として「適法であること」が絶対条件です。
そうでなければ,危なくて使えません。というよりは使ってはいけないガイドライン(案)だと思います。
Posted by: 夏井高人 | 2010.02.16 08:12
夏井先生、コメントありがとうございます。この研究会のメンバーには確かに法律の専門家がはいっていませんね。。。
Posted by: 丸山満彦 | 2010.02.19 20:01