経済産業省 平成２０年度情報セキュリティ市場調査報告書

　こんにちは、丸山満彦です。経済産業省が「平成２０年度情報セキュリティ市場調査報告書」を公表していますね。。。
報告書のP７には、アイデンティティ・アクセス管理製品がセキュリティ製品の中では二番目の市場規模になったと書いていますね。J-SOXの影響ですかね。。。
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【アイデンティティ･アクセス管理製品】
「アイデンティティ･アクセス管理製品」の2007 年度推定実績値は615 億円（同17.8%）で、「ネットワーク脅威対策製品」を抜いて「情報セキュリティツール」市場の中で二番目に大きな規模へと成長した。このカテゴリには、本人認証のための製品や、システム、サーバ、ネットワーク、データ等のコンピューティング資源の利用権をシステム全般にわたって管理するシステム、システムやネットワークへのログオンを管理する製品等が含まれる。この市場が拡大する背景には、個人情報保護や情報漏えい対策強化を中心に、ユーザの本人確認や、システムやデータへのアクセス権管理の必要性が、より強く意識されるようになってきたことが挙げられる。また、内部統制のためにIT ガバナンスの確立が急がれており、IT の利用を個人に紐付けて管理する管理体制や統制システムの整備が進んできたこともこのカテゴリの規模が急速に拡大している要因と言える。
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　個人情報保護法のガイドラインにはアクセス管理の重要性、そのためのアイデンティティ管理の重要性に触れられているのですけどね。。。

・2009.05.18 平成２０年度情報セキュリティ市場調査報告書の公表について
　・・報告書

目次
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1. はじめに
2. 調査分析結果の概要
　2.1. 調査概要
　2.2. 国内情報セキュリティ市場の実態概要
　2.3. 海外市場との比較の概要
　2.4. 国内情報セキュリティ市場の概要
3. 調査内容
4. 調査方法
　4.1. 調査に使用したデータ及び情報
　4.2. データポイントの定義
　4.3. 市場規模実績推定値の算出方法
　4.4. 市場規模の予測値の算定方法
5. 情報セキュリティ市場の分類及び定義
　5.1. 情報セキュリティツール･サービスの市場分類定義表
　5.2. 情報セキュリティツール市場の定義に関する説明
　5.3. 情報セキュリティサービス市場の定義に関する説明
6 国内情報セキュリティ市場を取巻く状況及び市場の概要
　6.1. 市場規模及びIT 投資との関係
　6.2. 市場の沿革
　6.3. 成長速度
　6.4. 市場の形成と成長の促進要因
　6.5. 国内情報セキュリティ市場の特徴点
　6.6. 産業としての課題
7. 国内情報セキュリティツール市場の分析
　7.1. 情報セキュリティツール市場の全体概要
　7.2. 情報セキュリティツール市場のカテゴリ別分析
8. 国内情報セキュリティサービス市場の分析
　8.1 情報セキュリティサービス市場の全体概要
　8.2 情報セキュリティサービス市場のカテゴリ別分析
9. 海外情報セキュリティ市場との比較
　9.1 市場区分の定義の比較
　9.2 世界全体の情報セキュリティ市場の概観
　9.3 世界情報セキュリティ市場と国内情報セキュリティ市場の全体比較
　9.4 世界の地域別市場と日本市場の比較
　9.5 分野別・地域別分布の全体像分析
　9.6 セキュリティソフトウェアのカテゴリ別・地域別比較分析
10. 情報セキュリティユーザ動向との対応分析
　10.1 平成19 年情報処理実態調査結果報告書の要点
　10.2 国内情報セキュリティ市場調査との比較分析
11. 情報セキュリティをめぐる新しい動きについて
　11.1. 情報セキュリティに関わる最近の動き概観
　11.2. 2007～08 年におけるネットワークの脅威の動向
　11.3. SaaS、仮想化環境やクラウドのセキュリティ課題
　11.4. セキュリティにおけるSaaS（Security as a Service）の利用
　11.5. セキュリティの新技術動向：レピュティション、ホワイトリスト、DLPについて
　11.6. 情報セキュリティのパラダイム拡大の動き（GRC とは）
12. まとめ
【付録1】英文字略語に関する簡単な説明
【付録2】アンケート調査表サンプル
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ちなみに昨年度は、

・2009.07.04 平成２０年度情報セキュリティ市場調査報告書の公表について
　・・報告書