公認会計士協会 パブコメ 「監査・保証実務委員会報告第82号「財務報告に係る内部統制の監査に関する実務上の取扱い」(改正)
こんにちは、丸山満彦です。公認会計士協会が「監査・保証実務委員会報告第82号「財務報告に係る内部統制の監査に関する実務上の取扱い」の改正案について意見募集をしていますね。。。
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追加で公表されましたQ&Aの内容等を踏まえ、主に次の事項のさらなる明確化を図るため見直しを行ってまいりました。
・ 内部統制の重要な欠陥の判断について、補完統制、不備の潜在的な影響額の算定、重要な虚偽記載が発生する可能性の検討、不備が複数存在する場合の対応など
・ 内部監査人等の作業を利用する場合、その客観性、利用する程度や監査人が内部統制の整備・運用の検討を行う時期の留意点など
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ということのようですね。「え゛~。。。今頃~新しい基準?」とお思いの方もいると思いますが、新しいものというよりも書いているとおり明確にしたものです。大手監査法人では従前から同じようにしていたと思いますので、実務上で大幅な変更が生じるようなことはないと思います。。。
また、IT全般統制の評価についてもいろいろと追記されていますので注意して読んでみるとよいと思います。。。
■日本公認会計士協会
・2009.01.23 「監査・保証実務委員会報告第82号「財務報告に係る内部統制の監査に関する実務上の取扱い」の改正について」(公開草案)の公表について
・・新旧対照表 (PDF ・73P・484KB)
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