「四日市市長選の電子投票状況視察 加賀谷健」
こんにちは、丸山満彦です。民主党の加賀谷健さんのウェブページに11月30日に電子投票が行われた四日市市長選の話がのっていますね。。。
中日新聞のニュースによると開票作業は6分強であったが、人間が数えた投票者の人数と機械のカウントした投票数が合わないことに対する確認作業に時間がかかり2時間弱の時間がかかったようですね。。。
●かがや健・国会活動レポート
・2008.12.03 四日市市長選の電子投票状況視察 加賀谷健
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視察を終えて、電子投票についての率直な感想、意見を、まとめてみました。
(1)名簿対照作業がバーコード採用により簡単になっているが、
本人確認方法が不安であった
(2)今回の選挙は、2名の立候補者による選挙と言う事もあり、
電子投票機の画面がシンプルでご高齢の方も多く投票に来られていたが、
余りとまどう様子は見られなかった。
しかし、市議会議員選挙のように多くの候補者が立候補している選挙では、
電子画面の工夫が必要ではないかということ
(3)音声案内もあり判りやすいが難聴者には聞き取りにくく、補助が必要である
(4)投票箱がなくなり、運搬は極めて楽になる
(5)開票作業が簡単、開票従事者が削減されている(50人程度、過去約200人)
(6)開票にかかる時間が極めて速い(電子投票分は6分5秒、101,519票)
(7)しかし、折角の電子投票で結果が出ているが発表が遅くなった(確認に手間取った)
(8)費用が6,000万円(紙方式のほうが安い)
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●中日新聞
・2008.12.01 報告と投票数合わず 四日市市長選の電子投票
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市選管は同日夜、開票所で各投票所に1台ずつ設置した投票カードの発券機を立ち上げ、投票用紙に代わる投票カードの発券数を確認した。
その結果、中央第3投票所でのカードの発券数が投票者数の報告より9つ多い721枚だった。市選管は「職員が途中経過の投票者数を誤って報告した」とみている。
報告漏れの9人を加算して再集計した「投票者数」は、電子投票数を6人上回っており、選管は市全体で計6人が投票所で受け付けをしてカードをもらったのに実際は投票をせずカードを返したと判断。1日に、すべての投票カードを点検、投票されていないカードが6枚あるかを確認する。
開票では、電子投票分10万1513票の集計自体は午後9時半の開票開始から6分5秒で終了したが、このトラブルで、結了したのは午後11時15分だった。
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米国では、
●NIST
・A Threat Analysis on UOCAVA Voting Systems
●GSN
・2008.12.23 NIST conducts risk analysis of e-voting
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