こんにちは、丸山満彦です。11月7日に会計監査人から「平成19年度決算検査報告」が行われておりますが、不当事項を読んでいますとひどいものですね。。。結構、むかついてきます。昨年もそうでしたが。。。
例えば、外務省の場合
2在外公館において、会計担当者であった外務事務官が、資金前渡官吏の補助者として支払等の事務に従事中、平成15年3月から18年11月までの間に、修繕工事代金や航空券代等を支払うために振り出された小切手を現金化するなどした前渡資金計11,914,499円を領得したものである。
〔本件損害額については、20年9月末現在で補てんが全くされていない。〕
財務省の場合は、コンピュータを使って犯罪が行われていますよね。。。
①雪谷税務署、大和税務署
本件は、職員が、国税の各種事務を処理するシステムの端末機を不正に使用することにより、虚偽の還付金の支払決議書等を作成するなどして自己名義の預金口座に振り込ませて、還付金計3,602,003 円を領得したものである。
[本件損害額は、20 年9 月末現在で補てんが全くされていない。]
②東村山税務署、小田原税務署、甲府税務署
本件は、職員が、国税の各種事務を処理するシステムの端末機を不正に使用することにより、虚偽の還付金の支払決議書等を作成するなどして自己名義の預金口座に振り込ませて、還付金計17,459,581 円を領得したものである。
[本件損害額は、20 年9 月末現在で補てんが全くされていない。]
③左京税務署、中京税務署
本件は、職員が、国税の各種事務を処理するシステムの端末機を不正に使用することにより、実在する法人を支払先とする虚偽の還付金の支払決議書等を作成するなどした上で、郵便局で当該法人の代表者を装い還付金の支払を受けて、還付金計314,432,344 円を領得したものである。
[本件損害額については、20 年9 月末までに43,807,553 円が同人から返納されている。]
④大牟田税務署
本件は、職員が、国税の各種事務を処理するシステムの端末機を不正に使用することにより、虚偽の還付金の支払決議書等を作成するなどして自己名義の預金口座に振り込ませて、還付金計7,622,214 円を領得したものである。
[本件損害額については、20 年9 月末までに5,685,651 円が同人から返納されている。]
これらって犯罪ですよね。。。京都の場合は3億でっせ。。。
公会計の整備と運用、内部統制の構築が不可欠ですね。。。法制度を整備したほうがよいでしょうね。。。となると、国会議員の仕事となるわけです。。。
でも、財務・会計や内部統制に詳しい国会議員が少ないのが現状ですね。。。
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