監査法人トーマツ 企業の内部統制報告制度への対応状況を調査
こんにちは、丸山満彦です。監査法人トーマツが、「企業の内部統制報告制度への対応状況を調査」を公表していますね。。。昨年の調査から比べると対応が進捗しているようですね。。。
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上場区分別に見ると東証・大証1部、2部企業では「評価実施」段階が最多で、新興市場企業ではその手前の「文書化実施」段階が多かった。
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東証等の上場企業では中心は「評価実施」段階ですね。。。
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ほぼ対応済み |
文書化・評価を実施 |
評価を実施 |
文書化を実施 |
対応準備段階 |
取り組みを実施していない |
無回答・その他・分からない |
2006年 |
3% |
4% |
3% |
9% |
55% |
16% |
10% |
2007年12月 |
6% |
14% |
22% |
42% |
14% |
1% |
1% |
【監査法人トーマツ】
・2008.3.21 企業の内部統制報告制度への対応状況を調査
みなさんの企業ではどうでしょうか?
Comments
コンピュータ屋です。
おはようございます。
ご紹介の資料、拝見しておりました。課題として挙げられている「内部統制の評価方法」、「外部監査人との協議」、私も同感でありました。
そんなところを私的研究会仲間に具体的に状況を挙げましょうと言ってもテーマにもしてもらえませんでした。企業秘密と言うこともあり難しいのでしょうね。また、個別企業からの問い合わせ窓口ができるという噂ですが、どうでしょう。具体的対応は各企業で決めなさいと言われていますが、現時では制度対応であり、制度を作った元が面倒見て欲しいですね。その先(ポストJSOX)は企業責任とは思います。
Posted by: コンピュータ屋 | 2008.03.27 10:31
コンピュータ屋さん、コメントありがとうございます。
これから評価になってくるので複数の不備がある場合に重要な欠陥になるかどうか、統制環境等の全社統制に不備がある場合にそれが重要な欠陥になるかどうかなどいろいろな課題がでてくるでしょうね。。。
Posted by: 丸山満彦 | 2008.03.28 14:15