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2008.01.18

混ぜてしまえば。。。

 こんにちは、丸山満彦です。肉でもパルプでも混ぜてしまえば、中身は分かりにくくなるので、ついつい。。。ということもあるのかもしれませんが、成分を調べればわかってしまうので、やはり偽りは分かってしまいますよね。。。

 
 大学時代はパルプ関係の勉強をしていました。当時は古紙のほうが単価が高かったですよね。。。で、強度は弱い(繊維が短くなるので)、白色度は低い(漂白をするのが大変なので・・・)、ジャムりやすい、色もどりをする場合がある(紫外線によりキノンが発生する場合がある)とかいろいろと問題がありましたね。。。
 今は当然よくなっているのでしょうけど。。。

■日本郵政グループ
・2008.01.17 年賀はがきにおける古紙の配合率について

●日本製紙
・2008.01.16 弊社製品に関する社内調査結果について

●大王製紙
・2008.01.18 インクジェット年賀はがき用紙 並びに全製品の古紙配合率について
・2008.01.16 年賀インクジェット紙はがき用紙の古紙配合について

●三菱製紙
・2008.01.18 古紙配合率に関するご報告について
・2008.01.16 「インクジェット紙はがき」用紙の古紙配合率について
  
●北越製紙
・2008.01.16 再生紙の古紙配合率についてのお知らせ

●王子製紙
・2008.01.18 古紙配合率に関する調査結果について

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【報道】
■日経新聞
・2008.01.18 王子製紙、コピー用紙にも偽装・社長、引責辞任否定
・2008.01.18 王子製紙、コピー用紙などで偽装認める・社長が会見
・2008.01.16 日本製紙、再生紙の6割で古紙配合率を偽装・社長が辞任へ

日本郵政は同日、2008年の年賀はがきだけでなく、すべての再生紙はがきについて、全納入メーカーが契約で決めた40%を下回る配合率で納入していたと発表した。日本製紙の問題を受け王子製紙、大王製紙、三菱製紙、北越製紙に確認したところ、5社の配合比率がそれぞれ1―20%だったという。日本製紙によると、年賀はがきについては再生紙利用が始まった1996年から偽装を始めていた。
 日本製紙はコピー用紙やノート用紙などでも公称より古紙配合率を低くしていた。国などに環境配慮製品の購入を義務付けたグリーン購入法の対象品では、例えば古紙100%と表示したコピー用紙が実際は平均59%、同80%としたノート用紙でも同35%しか配合していなかった。

・2008.01.16 再生紙年賀状の古紙配合率、納入全社が偽る
「年賀再生紙はがき」の古紙配合率が規定を下回っていた問題を巡り、不正が発覚した日本製紙に加えて、王子製紙など他の4社も契約で取り決めた40%よりも低い配合率の用紙を納入していたことが16日明らかになった。経済産業省が同日までに各社に問い合わせたところ、規定に満たないはがきを製造していた事実を認めた。用紙を供給する5社すべてが配合率を偽っていたことになる。

■朝日新聞
・2008.01.18 王子製紙 コピー紙・封筒も偽装 社長は続投強調

はがき用再生紙の古紙配合率が契約を下回っていた製紙最大手の王子製紙は18日、コピー用紙や封筒なども配合率が公表値を下回っていたと発表した。古紙を全く配合していなかったインクジェット用のはがきもあったほか、コピー用再生紙は07年夏の時点で約7割が偽装だった。94年には始まっていた偽装に基づく生産は既にやめたが、在庫を出荷していたという。篠田和久社長が記者会見し、陳謝した。
・・・
古紙配合率は、公称40%となっている年賀はがきで実際は0~20%。50%のはずの印刷用紙は5~10%。50~30%のはずの封筒用紙は30~20%だった。100%のはずのコピー用紙にも45%のものがあった。国などに環境配慮製品の購入を促すグリーン購入法の対象品での偽装も、過去に行われていた模様だ。

・2008.01.16 郵便はがき全5社、古紙配合率偽装 日本製紙社長辞任へ
日本製紙の再生紙の年賀はがきが契約で決めた古紙の配合率を大幅に下回っていた問題で、日本郵政は16日、08年用年賀はがきに限らずすべての再生紙はがきについて、全納入メーカーが契約内容より低い配合率で納入していたと発表した。日本製紙の問題をきっかけに調べたところ、北越製紙、三菱製紙、大王製紙、王子製紙の各社でも同様の「偽装」が判明した。日本郵政は「配合率40%」で発注しているが、高いメーカーでも20%だったという。
・・・
 日本製紙によると、再生紙はがきが一部で使われ始めた92年当時、工場で発生する「損紙」も古紙として使うことで「40%」を実現できると見て受注したが、損紙が古紙として認められないことが判明。「コンプライアンス(法令順守)より、配合率を下げて品質を確保することを優先した」(中村社長)という。他社もほぼ同様の釈明をしており、いずれも近く社内調査に着手する。
 中村社長は徳島県の小松島工場長を務めていた96~98年当時から、一部製品の古紙の配合率が公称と実績で異なっているのを把握していたことも明らかにした。北越製紙も97年用年賀はがきから偽装していたという。

■読売新聞
・2008.01.18 王子製紙の再生紙9品で偽装、古紙配合率「ゼロ」も

再生紙とうたいながら古紙が全く含まれていない製品もあった。はがき以外の再生紙で、日本製紙(千代田区)に続き、業界トップでも古紙の割合を偽っていたことが明らかになったことで、環境偽装が製紙業界ぐるみで行われていた可能性も出てきた。
 王子製紙によると、昨年4~12月に生産した再生紙製品を調査したところ、古紙100%と表示しているコピー用紙が実際には40%、40%と表示している厚紙では0%など、計9品目で古紙の割合を実際より高く表示していたことがわかった。
 古紙を40%の割合で使用することになっている2008年用年賀はがきのうち、208トンを納入したインクジェット紙には古紙が全く含まれていなかった。
 同社は、その理由を「古紙が足りないときに、木材パルプで間に合わせ、それを惰性で続けてしまった」などと説明している。
 偽装が始まった時期は不明だが、コピー用紙については少なくとも10年前から行われていた。

・2008.01.18 日本製紙、官公庁にも偽装再生紙
製紙大手の「日本製紙」(東京都千代田区)が再生紙の古紙の割合を偽っていた問題で、2001年施行の「グリーン購入法」が、官公庁や独立行政法人に環境に配慮した製品の購入を義務付けた後も、同社は、同法の基準に満たないコピー用紙を基準に達しているよう偽って出荷していたことがわかった。
 環境省は17日、古紙の配合率基準に満たない製品の官公庁への納入が常態化していた可能性があるとみて、同法の見直しに向けた検討会を月内に設置することを決めた。

■毎日新聞
・2008.01.18 古紙偽装:王子もコピー紙偽装 社長会見、引責辞任は否定

社内調査によると、07年4~9月に古紙100%として販売していたコピー用紙の中に、実際には配合率が40%程度のものもあった。また、印刷用紙では12月まで偽装が行われていた。
 江別工場(北海道)で07年4~6月に作られていたコピー用紙では、古紙70%と表示しながら0%のものもあったという。
 偽装は少なくとも10年前から始まっていたとみられ、篠田社長は「再生紙需要が増えても古紙の集まりは増えず、次第に配合率が下がった。惰性でそのままにしてしまった」と説明した

・2008.01.18 王子製紙(3861)が東証1部値下がりランク8位に 古紙配合率偽装問題で値上げ交渉が中断
製紙各社が進めている製品値上げ交渉が、再生紙の古紙配合率偽装問題の影響で一部ストップしていることが明らかになったと一部紙で報じられたことが嫌気され、見切売りが続いている模様。
・2008.01.18 再生紙偽装:王子製紙、コピー用紙などでも偽る…社長会見

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Comments

より良質にしたものまで偽装と呼ぶのは言葉の使い方として抵抗がありますね。
古紙配合率40%と決めずに、混ぜた量を10%きざみで表示するようにすれば、それでいいのでは。

決算でも、引当金の計算結果が妥当かどうかよりも、見積りで使用した想定条件のほうが情報として重要なのだから、そちらを開示させるほうが、よほど意味があるかと・・・

Posted by: 閑人 | 2008.01.19 11:17

閑人さん、コメントありがとうございます。
実際はコストの問題だったのかもしれませんね。。。

Posted by: 丸山満彦 | 2008.01.20 14:07

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