検索サイトが本物のサイト以外のサイトを最上位に表示する場合もある
こんにちは、丸山満彦です。Googleで「厚生労働省」や「厚労省」を検索すると、台湾の翻訳サイト?がトップに表示されるという現象が昨日あったようですね。。。昨日は確かにそうでしたが、今朝は直っていました。ぱっと見た感じは本物のサイトと同じように見えますね。。。
政府のウェブページに限らず内容の正確性が重要なサイトは本物のサイトかどうかを確認できる方法が必要かもしれませんね。。。
【報道】
●日経新聞
・2007.12.26 偽サイト”が最上位に・グーグル、「厚労省」検索で
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検索結果の上位を奪われた形の同省は「安全面の問題はないが、原因は不明」と困惑。
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夕刊では大きく取り上げられていたわりには、ウェブではあっさりとした記事です。。。
●読売新聞
・2007.12.26 グーグルで厚労省「偽サイト」が最上位に、丸1日続く
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グーグル日本法人広報部では、「検索結果の順位を決める人工知能の学習能力が不十分だった。早急に改善したい」としている。
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●産経新聞
・2007.12.26 グーグルで厚労省の偽HP出現
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厚労省は「利用者が見間違うおそれがある」として、グーグルに改善を依頼した。
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厚労省は「危害はないが、紛らわしいので注意してほしい」と話している。
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●ITmedia
・2007.12.26 「厚労省」をGoogle検索すると別のサイトがトップに 注意呼び掛け
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厚生労働省は「正規のアドレスはhttp://www.mhlw.go.jp/です」と呼び掛ける注意文をWebサイトのトップページに表示した。
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なんだか・・・
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Comments
偽サイトの件を調べてみましたが、問題はgoogleの検索結果だけではなく、あちこちのコンテンツにすでに汚染(?)されたURLが埋め込まれてしまったことにあると思います。
あちこちのblogで」自分のblogが中国語版に翻訳されて公開されている なんで?」とか、うっかり検索結果のURLをコピペしてブログで紹介したため、記事の中のリンクが汚染(?)されたURLになってしまっているとか、厚性労働省以外にも、膨大な数のコンテンツに埋め込まれたURLがすでに汚染されているようです。
注:メールアドレスはダミーです
Posted by: Chaos | 2007.12.28 00:21
おはようございます、せろまるです。
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厚生労働省は「正規のアドレスはhttp://www.mhlw.go.jp/です」と呼び掛ける注意文をWebサイトのトップページに表示した。
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ネタですか・・・?
Posted by: せろまる | 2007.12.28 09:39
Chaosさん、せろまるさん、コメントありがとうございます。。。
検索に頼りすぎるのもよくないのですけどね。。。
自分で自分は自分ですといわれるのも・・・
Posted by: 丸山満彦 | 2007.12.28 13:37