日米欧アの証券当局が格付機関を調査
こんにちは、丸山満彦です。情報セキュリティの世界では、これから格付けを行おうという話がもりあがりつつあるようですが、金融市場においては、米国のサブプライムローン問題の件もあって、格付機関に対する規制が強化されるような動きもあるようですね。。。
■日経新聞
・2007.09.11 日米欧ア証券当局 格付け会社調査 国際自主ルール強化も
米国の信用力の低い個人向け住宅融資(サブプライムローン)問題をきっかけに格付け会社への批判がでているなか、日米欧アジア約20カ国・地域の証券規制当局が格付け会社の実態調査を共同で始めることが10日分かった。
【参考】関係団体
・証券監督者国際機構 (International Organization of Securities Commissions)
・・金融庁による説明
【参考】情報セキュリティ関係の格付け
●ITPro
・2007.09.05 セキュリティ格付けが日本企業を変える
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・・・・・実は情報セキュリティに関して,企業を格付けする動きがすでに始まっている。NTTコミュニケーションズ,松下電器産業,富士ゼロックス,格付投資情報センターの4社が,「情報セキュリティ格付け制度研究会」を7月18日に設立した(関連記事)。2008年1月にも第三者機関を立ち上げ,格付け制度の運用を開始する予定だという。
第三者機関は企業の情報セキュリティに関する取り組みをチェックし,「AAA-」や「B+」といった記号で表す。受けた格付けが低かった企業は,セキュリティ対策を見直して再度格付けを受ける,といったことも可能だという。
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【参考】このブログ
・2007.07.16 企業や自治体の情報管理格付け?
・2005.04.20 監査・審査・格付けとは何かについて真剣に考えるべきでは?
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