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2007.08.08

和歌山県 PCのシン・クライアント化で個人情報の保護

 こんにちは、丸山満彦です。CIOマガジンにPCをシン・クライアントにして情報漏えい対策を行っているという話がのっていますね。。。

 
【CIOマガジン】
情報漏洩を“させない”仕組みを作れ! PCのシン・クライアント化で個人情報の保護に取り組む和歌山県
 
セキュリティと利便性のバランスをとるために、
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1台のクライアントPCで、上述したようなシン・クライアント端末と、通常のPCとを使い分けることにしたのである。
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なかなか面白そうな取り組みですよね。。。

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庁内の業務システムは、すべてがシン・クライアント環境下で稼働できるわけではなかった。例えば、自治体間の専用ネットワーク「LGWAN」などを利用するアプリケーションや、PC内にユーザー独自の環境を作らなければならない業務アプリケーションなどは、既存環境下で利用を継続する必要があったのだ。ということは、シン・クライアント環境を県庁の全職員に行き渡らせようとすれば、そうした特有の業務を処理するためのPCに加え、新たにシン・クライアント端末を購入する必要のある部署が出てくることになる。だが、これは、予算的にも、設置場所的にも、また、管理上も、現実的ではない。
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なるほど・・・

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2枚のICカードを使い分けることによって、1台のクライアントPCを、通常のPCにしたり、シン・クライアントにしたりする“変身”の仕掛けを考えついたのである。
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 2枚のICカードのうち、1枚は、シン・クライアントとして日常業務を処理するときに使うカードであり、原則として、職員ひとりひとりが所有する。もう1枚は、通常のPCとして起動するときに使うカードであり、課・室の所属長が管理する。職員がシン・クライアント端末では稼働しないアプリケーションを利用しなければならないときや、会議などでPCを持ち出さざるをえない場合には、所属長の許可を得てカードを借り受け、通常のPCとして利用するわけである。こうした仕組みを作ったことに伴い、和歌山県庁では、カードの利用申請があった際には、所属長が利用日時や利用者、利用目的などを台帳に記録するという利用規程を新たに作った。
 「2枚のカードを使い分け、新たな管理体制を定めた意味は大きい。シン・クライアントの場合はサーバにログが残り、既存PCの場合は台帳に記録が残るといったように、どんなデータを扱う場合にも、必ず記録を残せるようになったからだ。つまり、これによって、データの安全性が担保できているわけだ」
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 シンクライアントと普通のPCとの大きな違いのひとつは、シンクライアントの場合は記憶装置をクライアント側に持たないために、物理的に記憶装置を盗まれて解析されて情報を盗まれるというリスクがかなり減少するということですよね。。。
 この点は、物理的セキュリティの問題ですかね。。。


【参考】このブログ
・2005.07.29 個人情報漏えいの決め手は「痩せ型端末」
・2005.06.20 Thin Clientパソコンの紛失と普通のノートパソコンの紛失の違い
・2005.02.16 FLORA Se210 HDDなくてもFLORA
・2005.01.04 会社からパソコンがなくなる日

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