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2007.07.10

SOX先行組からの教訓? TDKとキヤノンのケース 日経産業新聞から・・・

 こんにちは、丸山満彦です。今朝の日経産業新聞にSOX法に対応したTDKとキヤノンのケースが載っていますね。。。

 
【日経産業新聞】
・2007.07.10 SOX法対応、先行組は――TDK、現場社員も協力、キヤノン、意識の共有カギ。

 気になって点をまとめてみると。。。こんな感じですかね。。。


(1)コンサルに支払った作業及び従事時間●TDK
・約10億円、四万三千数百時間

(2)社内の従業員等の関与
●TDK
・〇三年四月にプロジェクトチームを立ち上げた。
・当初は経理や監査など約十人の社員が参加した。
・順次製造や販売など各部門に担当者を置いた。
・米国、欧州、アジアの現地法人に事務局を設けた。
・合計すると少なくとも百人以上が携わった計算になる。
●キヤノン
・本体で部課長クラスを中心に四百八十人、国内外の生産・販売子会社で四十人が、準備を進めてきた。

(3)教育
●TDK
・2003年から2006年にかけて本体やグループ会社で約百回程度の研修を実施した。
・評価作業に携わる管理職が中心になって参加し、事務局の社員などが方法などを説明した。
●キヤノン
・2004年、2005年に本体と国内、アジアの生産子会社などを対象に五十二回の集合研修を開き、約二千二百人が参加した。
・業務の流れを示した文書や評価方法を社員に説明した。
・2006年も二十回の集合研修を開いたのに続き、個別研修も実施した。
・部長クラスを中心に約二百人が受講した。

(4)成功のポイント
●TDK
・コンプライアンス(法令順守)徹底に向け、社員の意識をいかに共有できるかが成功のカギ。
●キヤノン
・締め切り通りに報告書を作成するには、評価や書類作成業務などに社員が高いプライオリティー(優先順位)を付けるのが重要。

=====

 コンサルティングに10億円ですか。。。

 多くの経営者や従業員が意識していなかったことをさせる話ですから、実施する意義がまず腹に落ちないとなかなか前にすすみません。モチベーションをあげないといけませんね。。。
 で、次に正しい知識の習得が重要です。最初は事務局、次に現場に下ろしていくときに現場の人に意義を伝えるのと同時に必要となる知識を優先順位をつけてつけてもらうことが重要となりますね。


1)なぜ
2)なにを
3)どうやって

の順番で、

1)経営者
2)推進チーム
3)現場責任者
4)現場担当者

の順に理解することがポイントとなるでしょうね。。。



過去の今日
・2006.07.10 "Applying Principles in Achieving Effective Internal Control over Financial Reporting" in Internal Control over Financial Reporting - Guidance for Smaller Public Companies
・2005.07.10 可児市市議選 選挙無効確定!
・       セキュリティ投資を考える(6) 米国だって悩んでいる

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