裁判員と裁判官の判断と、経営者と監査人の判断
こんにちは、丸山満彦です。裁判員制度が始まるのを前に模擬裁判が行われたようですが。。。専門用語などで苦労しそうですね。。。でも、本当に苦労するのは心証形成ではないかと思ったわけです。。。
これって、内部統制の評価及び監査制度とも類似の構造があるように思いました。内部統制が有効であるかどうかを判断する場合の心証形成って監査人よりも経営者のほうがもっと難しく感じるでしょうね。。。
ようは、いままで専門家が判断してきたことを専門家でない人に判断させようとするから難しくなるように思います。
内部統制の評価についてはある程度形式化できるのでそれほど難しくないかもしれませんが、裁判員の場合は、いろいろな状況がありえるので、素人には難しいだろうなぁ・・・と思いました。。。
【参考】弁護士 落合洋司 (東京弁護士会) の 「日々是好日」
・2007.06.02 [裁判制度]「専門用語難しい」 模擬裁判に挑んだ6人 量刑判断…裁判長「まずは直感で」
産経新聞の記事のほうでは、、、
=====
「裁判での『証拠』とはどういうものか」など、検察官と弁護人が当然のように使う言葉の意味が分からなかったという。
=====
細かいことはよくわからんし、用語もようわからんけど、直感で懲役25年とか・・・いわれるとつらいなぁ・・・。まだ、内部統制の評価及び監査制度のほうがましか・・・
【過去の今日】
・2006.06.02 泥棒に警察官をこれ選ばせる(参議院 財政金融委員会の議事録)
・ 参議院 財政金融委員会の議事録を読んで
・ JNSA 2006.06.07「PKI day PKIの展開と最新技術動向」セミナープレゼンテーション資料公表
・ JNSA 2005年度 情報セキュリティ推奨教育の検討に関する調査報告書
・ JNSA 2005年度 情報セキュリティインシデントに関する調査報告(速報)
・2005.06.02 経済産業省+総務省+東京都 特定商取引法に違反するWebサイトの事例公表
Comments