「ゆるふん監査」一掃(日経金融新聞@2007.04.16)
こんにちは、丸山満彦です。昨日の日経金融新聞の一面。公認会計士協会の会長「藤沼亜起」氏がインタビューに応えている記事です。金融庁のみならず公認会計士協会でも積極的に業界の品質管理を向上させているので、「ゆるふん監査」をする事務所は減っていくだろう・・・ということだそうです。
「ゆるふん監査」ですか。。。
最近はふんどしを締める人も多くはないと思うので「ゆるふん」といわれてもピンとこないわけですが・・・。
業務引き受けの審査+監査が厳しくなる=>リスクが高い会社は監査をうけれなくなる=>監査難民が生じる・・・
という話がでています。リスクが高い会社の監査を引き受けて事故でもあったら法人全体が・・・という話になれば、監査を引き受ける法人が減るでしょうね。といっても、会長がおっしゃっているとおり「リスクが高いガバナンスを放置している企業側の問題だ」であるわけですよね。。。
あと、監査役についても触れられています。
「企業には監査役が存在し、経営者に対するお目付け役として内部の視点で経営をチェックする役割」がある。だが、問題が起きても非難を受けた例はほとんどない」
取締役の監督義務、監査役の監査義務も当然に問われるはずですよね。。。
【過去の今日】
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