内閣府 治安に関する世論調査 「ネット犯罪、4割が「不安」」
こんにちは、丸山満彦です。内閣府で実施している「治安に関する世論調査」によると、ネット犯罪について約4割の人が不安を抱いているということのようです。6割の人は不安をあまり抱いていないということなのでしょうかね・・・
■朝日新聞
・2007.02.17 ネット犯罪、4割が「不安」 内閣府世論調査
治安全体が悪くなったと感じている人は8割以上に上るが、04年7月の前回調査よりは減少。一方、不安になる場所で「ネット空間」を挙げた人は倍増して4割を超え、フィッシング詐欺やネットオークションなどに対する不安増大が浮き彫りになった。
【内閣府 大臣官房政府広報室】
・2007.02.17 治安に関する世論調査(平成18年12月調査)
2 調査結果の概要
1.治安に対する関心
(1) 日本は安全・安心な国か
(2) 最近の治安に関する認識
ア 治安が悪くなった原因は何か
2.犯罪に対する不安
(1) 不安になる場所
(2) 不安になる犯罪
(3) 不安になる組織等
(4) 最近の犯罪の傾向
3.治安に関する情報
(1) 治安に関する情報の入手方法
(2) 犯罪情報の提供は十分か
(3) 提供して欲しい犯罪情報
4.治安に関する協力
(1) 犯罪の通報に関する意識
ア 通報する条件や場面
イ 通報しない理由
(2) 警察への協力に関する意識
ア 協力しない理由
5.警察に対する要望
(1) 取締りに力を入れて欲しい犯罪
(2) 取締りに力を入れて欲しい組織等
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2.犯罪に対する不安
(1) 不安になる場所
自分や身近な人が犯罪に遭うかもしれないと不安になる場所はどこか聞いたところ,「路上」を挙げた者の割合が60.2%と最も高く,以下,「繁華街」(44.7%),「インターネット空間」(40.1%),「公園」(37.4%)などの順となっている。(複数回答,上位4項目)
平成16年7月の調査と比較して見ると,「路上」(53.9%→60.2%),「インターネット空間」(19.1%→40.1%),「公園」(33.9%→37.4%)を挙げた者の割合がそれぞれ上昇している。
都市規模別に見ると,「路上」,「公園」を挙げた者の割合は大都市で,「繁華街」を挙げた者の割合は中都市で,それぞれ高くなっている。
性別に見ると,「路上」,「インターネット空間」を挙げた者の割合は女性で,「繁華街」を挙げた者の割合は男性で,それぞれ高くなっている。
年齢別に見ると,「繁華街」を挙げた者の割合は40歳代,50歳代で,「インターネット空間」を挙げた者の割合は20歳代から40歳代で,「公園」を挙げた者の割合は30歳代,40歳代で,それぞれ高くなっている。
(図4,表4-1,表4-2)
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●治安に関する世論調査
・2007.02.17 (平成18年12月調査)
・2004.09.21 (平成16年07月調査)
【過去の今日】
・2006.02.19 PCAOB Auditing Standard No.4 Reporting on Whether a Previously Reported Material Weakness Continues to Exist
・2005.02.19 個人情報 頭の体操 番外編
・ 個人情報は「取得」か「収集」か
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