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2007.01.17

大震災から12年

 こんにちは、丸山満彦です。今日2007年1月17日は、阪神淡路大震災から12年目の日です。今年のニュースは、「災害を語り継ぐ」ということがひとつのキーワードのように思いました。。。

 

【新聞報道】2007.01.17
■日経新聞
阪神大震災12年、被災地で鎮魂の祈り
阪神大震災12年、鎮魂の瞳「あの日忘れない」
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 阪神大震災から17日で丸12年。被災地では16日夕から恒例の追悼行事が始まり、6434人の犠牲者の冥福を祈った。震災前に比べて兵庫県内の総人口は約7万人上回り、被災12市の実質総生産の水準もほぼ回復したが、地域間格差は広がるなど復興の道のりは一様でない。
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春秋
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 阪神大震災から12年がたった。身を切る寒さと瓦礫(がれき)の山のなかにかけがえのない家族や友人を失った人々にとって、灯の消えた街をこうこうと照らすこの季節の月明かりは悲しみと不条理の象徴にほかならない。「白梅や天没地没虚空(こくう)没」。95歳で被災して生き延びた俳人の永田耕衣はその時をこう詠んだ。
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■朝日新聞
「防災改善に不断の努力」 震災12年で官房長官
「震災知らぬ市民」3割に 阪神大震災12年(2007.01.16)
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 兵庫県南部を中心に6434人の命を奪った阪神大震災の発生から、17日午前5時46分でまる12年を迎える。主な被災地である兵庫県12市(当時は10市10町)では、95年1月以降、全人口の約1割を超える約40万人の子どもが生まれた。転入者も含めた推計では、神戸市では人口の約3割が「震災を知らない市民」となる。震災の教訓をどうやって共有するかが、ますます大きな課題となっている。
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■読売新聞
「1・17」鎮魂の祈り…阪神大震災から12年
阪神「あの日」から12年、追悼の灯に冥福祈る
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 復興事業の多くが終わり、激震のつめ跡が消えつつある被災地で営まれた式典で、人々は、最愛の人を亡くした無念の思いを胸に手を合わせ、経験と教訓を伝えていくことを誓った。
 遺族にとって一つの区切りともなる十三回忌。被災地は静かに雨にぬれた。
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阪神大震災から12年、「6434」の鎮魂の火

■毎日新聞
阪神大震災:紙灯ろうで追悼行事 神戸・長田区
阪神大震災:オリックス選手、被災者に黙とう
阪神大震災12年:命、大切に 涙の祈り
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 兵庫県芦屋市津知町では12年前、住民の約5%、56人が犠牲になった。市立精道中学3年の小島汀(おじまみぎわ)さん(15)が父謙さん(当時36歳)を震災で亡くしたのは、3歳の時だ。この日午前5時46分、母恵子さん(46)とともに、祖父十二(じゅうじ)さん(77)が牧師を務める教会で、「多くの人の支えでここまで成長したよ」と謙さんに報告し、祈りをささげた。午後には、精道中の追悼行事で全校生徒を前に、一日で一気に書き上げた作文を読み上げる。
 作文には、汀さんの12年間がつづられている。災害や争いで親を亡くした国内外の同世代との交流を通じた成長の軌跡が、そこにある。
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阪神大震災12年:残る障害、生き抜く娘 支え合い、明日へ
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 あの日、同市東灘区の市営住宅を激しい縦揺れが襲った。尚美さんは恵梨さんの授乳のため何度も目を覚ました後で、熟睡していた。とっさに隣で寝ていた当時3歳の長女舞さん(15)=市立須佐野中3年=に覆いかぶさった。「恵梨は!」。本棚の下敷きになった父和彦さん(42)がはい出てベビーベッドに向かうと、タンスが倒れかかっており、すき間の床の上に恵梨さんがいた。
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阪神大震災12年:震災後に生まれた子供たちへ--遺族代表・小林知子さん
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「震災を知らない子どもたちへ」

 あなたが生まれたのは、阪神・淡路大震災の次の年、平成8年3月です。
 震災で、お母さんは、とても大好きな、大切な人を亡くしました。それは、お母さんのお父さん、そう、あなたのおじいちゃんです。
 あの日、おじいちゃんは、地震で崩れた家の下敷きになり亡くなりました。お母さんは、何度も、何度も、「お父さん!」と叫びました。助け出すことができなかったのです。
 それから、お母さんの心の中は、ずっと悲しみでいっぱいでした。
 そんな時、生まれてきたのは、あなたです。お母さんは、天国へいってしまったおじいちゃんの生まれ変わりだと思いました。
 あなたは、お母さんに生きる喜びを与えてくれたのです。
 あなたは、心の支え、宝物です。
 あなたへ、お母さんからの願いがあります。
 それは、自分の気持ちを素直に表せる人になってください。うれしい時には喜び、時には涙を流し、つらい時には泣き、そうやって成長していってほしい。
 心も、体も健康であってほしい。
 天国へいってしまったおじいちゃんの分まで生きてほしい。
 お母さんは、いつもあなたを見守っているよ。そして、天国にいるおじいちゃんもあなたを守ってくれているよ。
 子どもたちへ…
 どうか、あなたの命を、みんなの命を大切にしてください。
 平成19年1月17日 小林知子
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阪神大震災12年:鎮魂、思いは同じ--遠因死の遺族
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 阪神大震災では6434人以外に、震災が遠因となって死亡した人がいる。神戸市中央区の東遊園地にある「慰霊と復興のモニュメント」には3年前からそうした「遠因死」の犠牲者の名前も刻まれており、17日は未明から、昨年初めて名を連ねた人の遺族も慰霊に訪れた。仮設住宅や復興住宅での孤独死、肉親を亡くしたショックで心身に変調をきたした人、経済や家庭環境が悪化して亡くなった人……。「震災さえなければ」。その思いは「6434人」の遺族と変わりはない。【吉川雄策、岩嶋悟】
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阪神大震災12年:備え、祈り、生きる
記者の目:阪神大震災から12年=西浦久雄(阪神支局)
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 津知町で暮らし、幼子2人を亡くした大山慎一さん(44)は「何で一緒に逝けなかったんやろ」と自責の念に駆られた。多くの遺族に共通する思いだ。だが、大山さんは心痛め、もがきながら、前を向いた経験を伝えたかった。「1000人に1人でええ。生き地獄で苦しみながら息子の死を背負い続けるわしの姿を新聞で見て『よし、もう一回やったろか』と思ってくれたらええねん」
 池田淳子さん(34)は、即死だった長男(2)の叫び声が聞こえたように思う。「お母さん、助けて……」。そこまで話した直後、顔を両手で覆い30秒間、動かなかった。飛び出しそうになった心の奥底を、必死にもう一度しまい込んだ時間だったと思う。手を離すと、ぽろぽろ涙がこぼれた。あの時を思い出させた私を許し、真摯(しんし)に答えてくれた。「いじめで簡単に命を絶つなんて、震災を経験したら考えられない。命がどれだけ大切か、伝えてほしい」。母の言葉は重い。
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東京・中央区:超高層マンションに被災後の備え義務付け--全国初
阪神大震災12年:直前、ラドン濃度が急上昇 震源地近く、大気中--放医研など分析

■産経新聞
阪神大震災から12年 胸に刻む防災と減災

■NHK
・NHKスペシャル 情報テクノロジーは命を救えるか~阪神淡路大震災の教訓は、いま~
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災害救助は、時間との闘いだ。がれきの下に埋もれた人は、刻一刻、弱っていく。被害の全貌をいち早く把握し、急を要する所から優先的に手をさしのべていかなければ、多くの命を救うことはできない。12年前の阪神・淡路大震災では、初動で有効な情報を集めることができなかった。こうした教訓を糧に、いま国や自治体では、最先端の「情報テクノロジー」の導入が進められている。被災地の状況をいち早く映像伝送できる最新鋭ヘリコプターの増強配備。24時間どんな天候でも撮影できる人工衛星の実用化。瞬時に被害を推定できるコンピュータ・システムの開発…。さらに、ハイテクだけでなく、住民パワーを活かした情報収集体制の構築も各地で始まっている。しかし、その一方で、新たな課題も浮かび上がってきている。テクノロジーを駆使して集まった膨大な情報に、担当者がいかに対応するかという問題だ。「情報の洪水」、あるいは「情報の氾濫」とも呼べる状況に対し、いかに混乱せず的確な判断を下せるか、情報を生かすも殺すも最後は人間次第、ヒューマンファクターにかかってくるのだ。情報テクノロジーの最先端を取材し、進化する技術をいかに人命救助に結びつけるか、その可能性と課題を検証する。
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 人命救助には、鳥の目と虫の目の両方が必要だと。。。たしかに。。。
 人命救助には、組織の壁を取り払うことが必要だと。。。たしかに。。。
  中越地震の時は、自衛隊のヘリコプターが撮影した情報を県に渡さなかったようですね。
 
 テクノロジーは重要ですけど、それを使うのは人ですから・・・

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【過去の今日】
・2006.01.17 大震災から11年
・2005.01.17 大震災から10年


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