業務プロセスの文書化の目的
こんにちは、丸山満彦です。業務プロセスに係る内部統制の評価を行うための準備として業務プロセスを記述し、内部統制を識別することは有益ですが、目的を見失うと非効率な作業になってしまいますね。。。なんか、米国の例を日本の企業がまねてすると適用初年度の多くの米国と同じように必ずしも必要ではない作業までしてしまうかもしれませんね。
業務プロセスを理解し、業務プロセスに組み込まれている内部統制を識別することは重要で、これをせずに業務プロセスに係る内部統制の評価をすることはできません。
しかし、業務プロセスを取引の開始から終了まで細かく分析する必要はないんですよね。。。文書化をする目的は、あくまでも評価のために必要な業務プロセスに係る内部統制を決めることですから。。。
業務プロセスの見える化は業務の効率性、有効性を高めるためには有益な方法だと思うのですが、財務報告に係る内部統制の評価をするためには必ずしも詳細な見える化は必要ないです。
勘定科目毎のアサーションを立証するために必要な統制上の要点を決めることができればOKです。全ての統制活動を識別する必要もないし、すべての業務プロセスを作業レベルで記述する必要もないですね。。。
Comments
>勘定科目毎のアサーションを立証するために必要な統制上の要点を決めることができればOK
↑さらっと書いてはりますが、業界人ではない一般の人にとっては意味不明の文章でしょうし、一般の人にどう説明すれば実務にストーンと落ちるのかが問題と思います。
Posted by: はまちゃん | 2006.12.29 16:34
はまちゃん、コメントありがとうございます。財務報告に係る内部統制の整備状況の有効性を評価するためには、ある程度の専門知識がいるという前提にたって考えたほうがよいかもしれませんね。
Posted by: 丸山満彦 | 2006.12.29 22:12