米空軍 サイバー空間防衛司令部
こんにちは、丸山満彦です。米空軍では、「サイバー空間防衛司令部」というのを創設するようですね。英語では、「Cyberspace Command」のようです。
■日経新聞
・2006.11.03 サイバー空間で「空中戦」・米、中国にらみ司令部創設
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司令部は南部ルイジアナ州のバークスデール空軍基地に置き、司令官には第八航空軍のエルダー中将が就任する見込み。
空軍によると、サイバー空間防衛の必要性は高まっており、米国の基幹サーバーへの攻撃、レーダーや航行アンテナに対する妨害電波、衛星利用測位システム(GPS)を利用した爆弾攻撃などへの対応が急務という。
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ということのようですね。
■US Air Force
・2006.11.03 8th Air Force to become new cyber command
うわさのエルダー中将の履歴書
・LIEUTENANT GENERAL ROBERT J. "BOB" ELDER JR.
Comments
わが国では、「サイバー自衛権」の限界について考えないとだめじゃないかという直感は、感じています。
Self Defenseとなると、結構広い概念みたいですしね。
Posted by: 高橋郁夫 | 2006.11.06 13:51
USサイバー空間防衛司令部の軍事法廷は、サイバー空間でバーチャル法務官たちでやるのでしょうか? ハリウッドCGやら日本の3次元アニメ等が多用されたりして(笑
もし本邦サイバー自衛権の行使の限界が問題になるとしたら、日本の憲法学者先生たちが、サイバー上の本邦領域の範囲の策定(自衛権行使の物理的限界)とか、許容されるサイバー専守防衛ツールの限界とか、サイバー集団自衛権の可否の問題とかで、首をヒネッて捻挫したりしないかと今から心配です。
ちなみにサイバー警察権は、国際協力と相互援助が有効に機能しているみたいです(特に児童ポルノ)。
Posted by: ハッカー検事 | 2006.11.06 20:02
>日本の憲法学者先生・・・首をヒネッて捻挫したりしないかと
ですから、ハッカー検事が、マニアックな調査報告書を書くとか、IT弁護士と一緒にアメリカに覗きに行くとか、できないですかね。ちと、無理か。
Posted by: ミスターIT | 2006.11.06 23:38
>マニアックな調査報告書を書くとか
憲法学者先生がますます首をヒネリに捻って頚椎捻挫が悪化して傷害罪に問われかねないです(被害者を道具に使った関節^H^H間接正犯の講壇事例w)。その際は弁護人をよろぴくです。m(_ _)m
>IT弁護士と一緒にアメリカに覗きに行くとか
ミスターIT先生と一緒なら喜んで。\(^◇^*)
ただペンタゴンでは南部訛りとボストン訛りが交錯してたので,ミスターIT先生の正統派クイーンズイングリッシュが通じないかも(マサカ。
覗きに行くときは手鏡は日本に置いて行こう(。_・☆\ ベキバキ
Posted by: ハッカー堅痔 | 2006.11.07 02:17
ハッカー堅痔さん、ミスターITさん、ハッカー検事さん、高橋郁夫さん、コメントありがとうございます。
どのようにつっこんだらよいのか、ちょっとわからないのですが、お二人の成果に期待しております。。。
Posted by: 丸山満彦 | 2006.11.07 09:46