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2006.06.05

総務省 情報セキュリティ対策の集中啓発実施

 こんにちは、丸山満彦です。総務省が「情報セキュリティ対策の集中啓発」の実施を2006.06.09にするようですね。

 
■総務省
・2006.06.02 「情報セキュリティ対策の集中啓発」の実施概要の公表
・・国民のための情報セキュリティサイト

 社団法人日本インターネットプロバイダー協会が協力することになっているのですが、ホームページではあまり何も書いていませんね・・・

 情報セキュリティの3つの基本原則・・・

一つ、ソフトウェアの更新(最新のセキュリティパッチの適用)
一つ、ウイルス対策サービス・ソフトの導入
一つ、パーソナルファイアーウォールの利用

だそうです。

担当は、高村課長補佐ですね。。。

【参考】
・2006.06.05 ITPro 総務省が情報セキュリティの啓発活動,「大臣からのお願い」などを配信
・2006.06.05 ITmedia 総務省が情報セキュリティ対策啓発、6月9日に一斉呼びかけ
・2006.06.02 Internet Watch 竹中総務相が「セキュリティ対策のお願い」、動画をISP各社のサイトで配信

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Comments

<良識がありそうなWEB SITEに巡りあいましたので、私見・体験・年寄りの声を聞いて下さい、シンドラー社の圧死は人災です、大昔、通産省の重機械振興助成金で開発した世界一のロボットを開発した。週末の引渡し式が予定されていた。
今まで正常に動作していたロボットが、ブルブル自励振動を発生。その後、1年を費やして対策をした。要因は、擬制信号です。>
エレベータの電子制御装置は、ノイズに影響されて生成される擬制信号に対する規制が皆無です。
擬制信号と言うのは、ノイズで生成された、あたかも真実を示す信号の事です。この擬制信号をマイコンソフトが判断してシーケンス制御を行ってしまう事象です。
この結果は、暴走・異常動作です。
籠側の扉と乗場側の扉が開いていた実態があるのに、閉まっていると言う擬制信号が飛び込み、制御シーケンスはインターロック条件を満たしているとマイコンソフトが判断しモータ起動信号を発信したと推察します。

報道では、籠内に閉じ込められた事象を不具合だと一斉に報道しますが、正常な制御状態です。これを不具合だと錯誤を与えるマスコミの社会部の記者は不勉強です。
シンドラー社圧死は、不具合ですが、制御領域を超えた暴走です。
暴走以外の異常な事象があります。
新聞記事に掲載された、日立ビルシステム製のエレベータが福岡で、頚椎捻挫負傷した事象は、不具合ですが制御領域を超えたシンドラー社と同様の異常動作です。油圧式でも発生しているのではないかと推察します。
 擬制信号を排他するプロテクトが不在の電子制御装置が市場に多く設置されているのではないかと危惧します。
擬制信号の要因であるノイズを特定するには、計測・発生場所の環境を的確に、波形と発生の周期性を実測するのですが、非常に難しい。
設置場所毎に異なるからですし、対策ができないと言うのが設計者・メーカの言い分です。
しかし、判っている対策方法=回路・処置方法を織り込んでいるか? 怠っています。

ノイズから生成される擬制信号について、シニアと若手と設備と、やっぱりお金が必要になる。
概算3億円。期間1年~2年。
我が息子娘の生命を損ねる製品を世に提供してはならないから、メーカは自力で即時実行して貰いたい。
使用者側の自衛手段は、メーカー系と呼称・識別されるエレベータ会社=販売とサービスしか対応ができない事業体とは、お付き合いをしない方が得策です。本体が動かないと何もしないからですし、弁舌に優れたセールストークに対抗する術を備えていないでしょう。
法律で規制しないと、人命を損ねても、責任逃れの口実にします。そういうセールスマン=職制が社会を損ねる。
技術不在=人命不在の事業体質とは、お別れをしましょう。

Posted by: 遵守 (荒関 遵) | 2006.08.12 02:28

エレベータの電子制御装置に対して、乗場(階床)選択機を活用する件

先に、擬制信号の存在をupしました。
これを回避する仕組みが、今でも使われております。それは、乗場(階床)選択機です。籠の上昇・下降とメカニカル・ドライブ方式で、籠の位置を表す機械装置です。この機械装置は、ノイズには、全く影響されません。これを基準に、電子制御装置は、モータを正転・逆転の信号発進の最終判別を行う。
電子制御装置は、この乗場(階床)選択機のデメリットを解消する代替方式でもあるが、だが、擬制信号の存在・影響について、知らなかったのだろうか? ご存知ではなかったか?
それから、巻上機には、セルフロック機能を備えたウオーム歯車が最適だと思います。しかし、例えば、インボリュート歯車等、機械効率が高い歯車を採用している巻上機ではセルフロック機能が著しく低下しますから、現行のスプリング方式のブレーキ装置を使用するのではなく、別系統の、本来のブレーキ(減速・停止用の構造を備えたブレーキ)を設置することを義務付けることです。

開発者・設計者の再考をお願い致します。

電子制御装置に切り替えるマンション管理組合があります。現状は、受検結果で不具合の予兆もない。
だが、古くなって、いつ、不具合が起こるか判らないと言うセールストークに怯えてしまう。保守サービスマンが隣席で目を吊り上げているのに、このセールスマンは視野に入らない。
私は、このセールスマンに、出社前に毎朝あなたがチェックして下さいとね。
このメーカは、電子制御装置のトラブルの実績を提示する様、請求したが開示しない。
擬制信号の対応方策を要求したが開示しない。

昭和35年~昭和45年当時のJIS規格に基づき、昭和55年頃までに製造・設置されたワイヤーロープ式・ウオーム歯車式のトラクション方式・乗場選択機を備えたエレベータは、世界一安全だと思っています。勿論、受検も重要です。
延命の巧達を図り(故障する前に部品を交換する事)、大金を費消して炭酸ガスを発生する行為を止める。地球環境維持への考慮もあります。

Posted by: 遵守 | 2006.08.12 18:52

遵守さん、コメントありがとうございます。
 こまかい技術的な話はわかりませんが、
・機械の力は人の命を奪うほど大きい
・自動運行する機械を100%制御(control)することはできない
・物理的な制御と比較すると、論理的な制御は可能性の幅が広く想定外のことが起こる可能性が高い
・結局は、人命は何よりも大切であるという考え方を人間がもつことが重要
 と思っています。

 物理的な自由度の高いロボットについての技術開発が進んでいますが、シンドラーのエレベータと同様な問題が起こるだろうと思っています。
 フェイルセイフ、アシモフの原則など考えていかないとだめなのだろうと思っています。

Posted by: 丸山満彦 | 2006.08.13 16:16

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